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寛保三年二月宿の堤防工事嘆願書（[現代訳]）

[現代訳] 恐れながら書付をもって願い上げ奉る口上の覚え一、望月宿は去年戌八月の大満水によって伝馬役屋敷二十軒,そのうえ田地もおびただしく流失し、伝馬役を務めかねる困窮状態です。,そこでお願いしたいのは、田地の堤防工事はしていただかなくても、宿場が維持でき、伝馬役を務めることができるように

寛保二年十一月堤防工事嘆願口上書（[現代訳]）

れながら書付をもって願い上げ奉る口上の覚え一、当八月一日の洪水により鹿曲川が満水になり、望月宿北側の伝馬役屋敷二十軒,をしていただきましたが、川筋が悪くなったため、その後少々の出水でも被害を受けるようになり、このような状態では伝馬役

寛保三年二月宿の堤防工事嘆願書（[翻刻]）

役屋敷弐拾軒並裏家・土蔵・木小屋等迄流　失仕、此度御見分被成下置候通ニ御座候、　其上田地夥敷流失仕、御伝馬役相勤,、難儀至極ニ奉存候、依之　乍恐奉願上候ハ、田地川除地之儀者仮不被成　下置候共、駅宿相立往々御伝馬役相勤

寛保二年十一月堤防工事嘆願口上書（[翻刻]）

　　　　　乍恐以書付奉願上候口上之覚一当八月朔日洪水ニ付、鹿曲川満水望月宿　北側ニ而御伝馬役屋敷弐拾軒

寛保三年二月宿場引き移し嘆願書（[翻刻]）

　　　　乍恐以書付奉願上候御事一望月宿去戌八月大満水ニ而、此度御見分　被成下置候通大破仕、駅宿御伝馬役

宿継要書留（[解説]）

飯田町18町のうち5町は、13町のように地子米という税は収めておらず、伝馬役を勤めていていました。,そして脇坂氏の治世になって、宿駅制度が完備しました、正保2（1645）年に名残町を伝馬町と改称し、伝馬役,が仰せ付けられ、正保5（1648）年に桜町ができ、伝馬役を仰せ付けられました。　

寛保二年十一月堤防工事嘆願口上書（[解説]）

寛保二年一一月の「堤防工事嘆願口上書」からは、八月一日に鹿曲川が洪水を起こし、望月宿北側の伝馬役屋敷二

寛保三年二月宿の堤防工事嘆願書（[解説]）

寛保二年一一月の「堤防工事嘆願口上書」からは、八月一日に鹿曲川が洪水を起こし、望月宿北側の伝馬役屋敷二

寛保三年二月宿場引き移し嘆願書（[解説]）

寛保二年一一月の「堤防工事嘆願口上書」からは、八月一日に鹿曲川が洪水を起こし、望月宿北側の伝馬役屋敷二

寛保三年三月復旧方懇願書（[解説]）

寛保二年一一月の「堤防工事嘆願口上書」からは、八月一日に鹿曲川が洪水を起こし、望月宿北側の伝馬役屋敷二

宿継要書留（[現代訳]）

・問屋・庄屋は、いろいろなことを相談し、内々に済ませるように心得ていること一伝馬町・桜町は昔から伝馬役,　　　　　　　　　　　　　　桜町中　　　　　定め一木曽路へ御用の荷物を送る時、伝馬町・桜町が伝馬役,一大島町は文禄2巳年京極修理大夫様御領分の時、御伝馬役高52石余引いてくださった。,一市田町は前の大島町と同様地頭より米195俵余渡され、夫役・小物成を免除され、御伝馬役を勤めてきました,一前条で申上げた通り、継場問屋を立て、御用荷物や諸士方御通行の時、伝馬役を勤めることを申上げました。

信州飯田町家控（[現代訳]）

月の10日迄は伝馬町が伝馬役を勤め、11日より晦日迄は桜町が伝馬役を勤めることになっています。

宿継要書留（[翻刻]）

　　　（改頁）　　　　　定一木曽路江御用御荷物相送り候　節、伝馬町・桜町より伝馬役相勤,一飯田町問屋ニ宿料有之哉否哉候段々　御答　此義者六年以前御書上仕候通、宿置屋敷　御年貢御免被遊、伝馬役相勤罷在候,奉申上候通、継場問屋　　　（改頁）　　　　　　95 　　相立御用荷物并諸士方御通　行之節、伝馬役相勤候段申上候,相成候間、口銭等もとれ候様ニ之義御座候、宿場之助成ニも相成候筋御座候得者、伝馬町之義ハ御 伝馬役相勤候町故

善光寺道名所図会（○筑摩　松本）

（注）野麦街道の島々宿は、大野川の金山で採掘された銀・鉛鉱の継立て伝馬役をしたり、橋場番所、または梓川渓谷

信州飯田町家控（[翻刻]）

付、鍋釜売　買并袋茶の市一円ニ被下置候事、月初十日迄伝馬　町之役、十一日より晦日迄桜町ニ而御伝馬役相勤申候