「　天明三年 　　　　　　　卯七月吉日 　　　　　　最首氏 　　　六軒丁 　　　　　伊勢屋安左衛門,このことから、この記事は最首氏によって、浅間山の大噴火からまもない天明三年（一七八三）七月二七日に記された,その最首氏がどのような人であるか、また最首氏と、「伊勢屋安左衛門」とがどのような関係にあるか、いやそもそも,最首氏が、関心を抱いた記事を順次に写し留めたものと考えられる。,最首氏が何から記したか（写したか）はわからない。

相写申候、以上、 　　天明三癸卯年七月廿七日抜ﾚ書置申候、 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最首氏

最首氏