編集発行は上田の高島諒多、発行所（蚕文社）も、印刷所（長谷川活版）も上田町である。,高島諒多は雑誌を発行する前に『信濃蠶業沿革史料』を著している。,まず、高島諒多の「蚕文社」が「社告」を、次に工藤善助らの蚕種組合「工藤組」の広告と続く。

明治二十一年四月には、伊藤甲造の上田活版社「信濃蚕業雑誌」が、同二十六年になると高島諒多の「扶桑之蚕」