『二十四輩順拝図会』の構造

 『二十四輩順拝図会』は、前編5冊、後編5冊の計10冊からなり、その内容は次の通りです。
  前編
  巻之一 山城、近江
  巻之二 越前、加賀
  巻之三 越中、越後
  巻之四 越後
  巻之五 信濃、上野
 後編
  巻之一 武蔵
  巻之二 下総、常陸
  巻之三 常陸
  巻之四 陸奥、出羽、下野
  巻之五 相模、甲斐、駿河、遠江、三河、尾張、美濃
      近江、山城、摂津、河内、大和、備後、伊勢
ここでは前編巻之五の信濃の部のみを翻刻し、現代語に訳しました。