企業・労働・災害(明治21~)

/ 48ページ
No 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 昭和二年.1.1 1927/1/1 健康保険法の施行にともない,三菱筑豊礦業所,保険給付取扱い規定を制定実施.また三井田川・山野では健康保険組合発足,三井田川は従来の衛生費を廃し従業員から納入すべき税金と衛生費にかわるものとして医税費を徴収,通勤家族持一方につき7厘,社宅住家族持一方につき1銭2厘,社宅住単身者一方につき5厘('31年1月から医税費を変更.通勤家族持と社宅居住者とにわけ,健康保険の標準報酬日額の等級に従い一方当たりの医税費を定め徴収). 502/512/576
ページ】: 339
2 昭和二年.1.17 1927/1/17 住友忠隈,旧正月直前,出炭減少のため月予定出炭3万4000t確保を計り,賃金一割の割増金を支給. 220
ページ】: 339
3 昭和二年.1.26 1927/1/26 住友忠隈,納屋頭14人へ旧正月に5900円を坑夫監督前渡しとして支給. 220
ページ】: 339
4 昭和二年.1.31 1927/1/31 住友忠隈,2月中出炭減のため,規定以上の場合(2万6000t,採炭夫1日平均入坑人員1116人と仮定)納屋人繰(ひとくり)に臨時繰込賞与支給を決定. 220
ページ】: 339
5 昭和二年.1.- 1927/1 新原海軍,婦人会を創立. 61
ページ】: 339
6 昭和二年.2.- 1927/2 坑夫組合,古河目尾で組織中に解雇された組合員の復職を交渉,帰路人事掛と暴力団に襲撃され負傷,逆襲に赴いた12人の組合員は全員直方署に拘留される. 122
ページ】: 339
7 昭和二年.3.1 1927/3/1 明治豊国,災害防止委員会を設立,毎週安全デーを実施. 379
ページ】: 339
8 昭和二年.3.10 1927/3/10 明治高田,在郷軍人分会発会式,会員230人. 234
ページ】: 339
9 昭和二年.3.12 1927/3/12 鉱業組合,納屋戸数割引上げ反対を決議,筑豊4郡関係町村長は引上げ運動を継続することに決定. 453
ページ】: 339
10 昭和二年.3.14 1927/3/14 宮尾炭坑(田川郡),ガス爆発.死者20人,重軽傷者20人. 155
ページ】: 339
11 昭和二年.3.23 1927/3/23 住友忠隈,入営者2人に対し軍務手当金78円を支給. 220
ページ】: 339
12 昭和二年.3.- 1927/3 三井田川,第一坑・斜坑に共同炊事場設置,夫婦共稼ぎ従業員に飯と味噌汁を実費で分配,米飯は1升につき配給料共炊飯料として4銭,味噌汁は1食分2銭('29年に閉鎖). 502
ページ】: 339
13 昭和二年.4.26~27 1927/4/26~
1927/4/27
福岡炭坑第一坑坑夫550人(九州合同労組福岡支部加盟),恐慌にともなう会社側合理化案に反対し交渉.従来4日目毎に支払の賃金を10日目毎に支払う,4.26の賃金は5.3まで延期,緊急事情ある者に限り不定額の現金支給等の会社側の案を全面的に認め解決. 212
ページ】: 339
14 昭和二年.4.30 1927/4/30 鉱業組合,創立以来40余年間石炭鉱業の進歩発展に貢献したことによって県知事より表彰される. 318
ページ】: 339
15 昭和二年.4.- 1927/4 古河目尾青年訓練所設立.古河第二目尾,安全委員会設立.この年就業1000人当たり負傷者数2.3人,前年より2割5分(0.8人)減少. 318
ページ】: 339
16 昭和二年.4.- 1927/4 鉱業組合,筑豊鉱山学校内に直径1.9m・長さ34.05mの試験坑道を新設し福鉱局に寄附. 379
ページ】: 339
17 昭和二年.4.- 1927/4 この頃,日本坑夫組合員,明治赤池・古河目尾で炭坑争議を煽動,このため後藤寺・直方・飯塚の三警察署は取締りに全力を注ぐ. 542
ページ】: 339
18 昭和二年.4.- 1927/4 三井山野,25年未満の永年勤続稼働者の退職時に準養老手当として,20年250円・21年300円・22年400円・23年500円・24年600円以内を給与. 576
ページ】: 339
19 昭和二年.5.3 1927/5/3 住友忠隈,'22.11.9の火薬類取扱規則を廃止し新たに火薬類取り扱いおよび発破規則を制定. 220
ページ】: 339
20 昭和二年.5.22 1927/5/22 日本坑夫組合九州連合会(嘉穂郡飯塚町)開催.奥村文雄・岩本寅雄・光吉悦心ら出席して,九州無産団体(鉱山関係のもの)協議会の開催および古河第二目尾暴行事件に対し各組合共同戦線のもとに抗議運動を起こすことなどを協議. 212
ページ】: 339
21 昭和二年.5.24 1927/5/24 三菱筑豊礦業所,鞍手郡直方町感田の鉱害被害地主・小作人と陥没田復旧および堰堤用水路整備の補償を契約('29.2.16覚書を交換し原形復旧を確認). 636
ページ】: 341
22 昭和二年.5.27 1927/5/27 住友忠隈,九番納屋・五坑坑夫納屋間の水道敷設を稟議決定.費用591円. 220
ページ】: 341
23 昭和二年.5.- 1927/5 小山盛人・徳永卯作らにより,嘉穂郡飯塚町で西部鉱山労働組合結成,組合員400人.8月には2630人に増加.古河・三井・三菱・安川・貝島・麻生・住友に支部設立. 122
ページ】: 341
24 昭和二年.6.5 1927/6/5 麻生上三緒(嘉穂郡飯塚町),ガス爆発.死者11人,負傷者11人. 155/542
ページ】: 341
25 昭和二年.6.20 1927/6/20 遠賀郡垣生鉱業所請負掘人坪根八蔵・田村保松,底井野村の鉱害被害者と炭坑廃止に至るまで出炭1万斤につき2円50銭を補償することを契約. 636
ページ】: 341
26 昭和二年.6.- 1927/6 三井田川共愛組合,自宅よりの通勤者のために方面委員を配置. 502
ページ】: 341
27 昭和二年.7.7 1927/7/7 小松炭坑(田川郡),豪雨のため水没,一坑の八尺層復旧の見込みなく600人解雇. 453
ページ】: 341
28 昭和二年.7.- 1927/7 鉱業組合,健康保険法について国庫補助金増額,被保険者休業治療の待期延長,職員を強制加入せぬなどの改正方を政府に要望. 542/453
ページ】: 341
29 昭和二年.8.11 1927/8/11 貝島大之浦処女会創立.裁縫および補習教育を行なう. 132
ページ】: 341
30 昭和二年.9.11 1927/9/11 九州鉱山労働者組合,資本家の圧迫に抗議し筑豊炭山で30分総罷業,大示威運動を決議. 530
ページ】: 341
31 昭和二年.9.19 1927/9/19 三井田川共愛組合,会報を再刊.新聞紙型4頁~6頁建で毎月2回発行. 502
ページ】: 341
32 昭和二年.9.22 1927/9/22 嘉穂郡内の全炭坑,最初の普選実施のため福岡県議会議員選挙に休業して投票と新聞報道. 453
ページ】: 341
33 昭和二年.10.1 1927/10/1 三井田川,脚気予防に糖液を煎出し各坑に配給し飲用させる. 141
ページ】: 341
34 昭和二年.11.3~12 1927/11/3~
1927/11/12
国際労働協会婦人委員会河崎夏子他4人,九州地方の女坑夫労働状況を調査. 542
ページ】: 341
35 昭和二年.11.7 1927/11/7 福鉱局主催で九州・山口各県工場,鉱山連合会,安全デーを実施. 507
ページ】: 341
36 昭和二年.11.17 1927/11/17 蔵内鉱業大峰一坑(田川郡大任村)・同二坑(同川崎村),鉱業法改正により監督官庁の勧奨を受けたため納屋制度を廃止. 453
ページ】: 341
37 昭和二年.11.17~12.16 1927/11/17~
1927/12/16
蔵内鉱業大峰第一・二坑で争議. 566
ページ】: 341
38 昭和二年.11.30 1927/11/30 三井田川第三坑でボタ落下のため,エンドレスロープ跳ね上り電球破損しガス爆発.死者2人,重軽傷者18人.この対策として電球保護器を使用,'29年には全山に普及. 502
ページ】: 341
39 昭和二年.12.14 1927/12/14 三菱鉱業,労務係事務基準に係る件設定,労務管理の二大原則を労務組織統制と労働者団体の運用とする. 423
ページ】: 341
40 昭和二年.12.22 1927/12/22 三井山野,稼働者の未渡賃金・未渡貯金・過怠金を稼働者福利施設資金に組入れる制度を制定. 576
ページ】: 341
41 昭和二年.12.30 1927/12/30 住友忠隈,就業成績良好な者に,抽選により奨励金支給. 220
ページ】: 343
42 この年 1927 ▷三菱飯塚,能率増進奨励法を実施し,相当の実績をあげる. 772
ページ】: 343
43 この年 1927 ▷嘉穂鉱業は使用火薬量を規制,超過分は徴収,余剰分は半額を賃金に加算. 87
ページ】: 343
44 この年 1927 ▷三菱方城,購買所米穀類の斤売をKg売に改正,配給価格は会社が3銭負担しKg当たり21銭とする. 188
ページ】: 343
45 この年 1927 ▷三井山野・田川,従業員の思想善導,精神修養のため第1回講習会を開催.'29年にかけ3回実施. 576
ページ】: 343
46 この年 1927 ▷東邦炭鉱(株)(粕屋郡仲原村),村民と亀山炭坑の鉱害被害復旧積立金として,'16.2.1に遡及し出炭1tにつき3銭5厘を積立てる補償契約を締結. 636
ページ】: 343
47 昭和三年.1.- 1928/1 鉱業組合・若松石炭商同業組合,戸畑市公会堂建築費を寄附. 317
ページ】: 343
48 昭和三年.2.17 1928/2/17 蔵内鉱業大峰第二坑の坑夫,九州坑夫組合の指導で賃金3割値上げを要求して争議. 530/451
ページ】: 343
49 昭和三年.2.25 1928/2/25 中の島炭坑(田川郡後藤寺町字見立),坑内に浸水.死者7人. 453
ページ】: 343
50 昭和三年.2.- 1928/2 三菱鯰田,第一坑において下級現場係員講習会開催. 513
ページ】: 343
/ 48ページ