筑豊石炭礦業史年表

キーワード:ポッター
/ 1ページ
No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 全国石炭関係 明治六年.2.中旬 1873/2 高島炭坑坑夫400余人暴動.警官出張,雇外人ポッター説諭して鎮静.即死4人,手負4人,1~2日を経て死者2人,浜辺に打揚の死骸2人,脱走者約30人. 233
ページ】: 82
2 全国石炭関係 明治九年.8.15 1876/8/15 英人フレデリック=アントニー=ポッターを鉱山土木掛として1ヵ月洋銀350ドルにて鉱山寮へ雇入れ. 737
ページ】: 104
3 全国石炭関係 明治九年.8.22 1876/8/22 工部省が契約した英人土木師フレデリック=アントニー=ポッター,三池炭坑へ到着. 95/497
ページ】: 104
4 全国石炭関係 明治九年.10.- 1876/10 山尾工部大輔,三池へ出張.三ツ山竪坑での出炭を主力とするムーセ・ゴットフレーの主張に対しポッターは大浦坑を主張.山尾工部大輔は費額少なきためポッターの意見に同調. 497
ページ】: 104
5 全国石炭関係 明治一〇年.2.- 1877/2 三池大浦坑曳導機関ポーリヒクインゲンを装置し馬車道を敷設する業を起工,資金6万8000円,雇英人ポッター該工事を担当.この月から坑内運搬にはじめて炭車を使用('78年6月大浦坑外に馬匹運搬開始). 162
ページ】: 106
6 全国石炭関係 明治一〇年.3.10 1877/3/10 九州擾乱につき三池分局員および雇英人ポッター等長崎・久留米などに避難.6.19巡査9人は刀剣所持となる. 162
ページ】: 106
7 全国石炭関係 明治一〇年.9.19 1877/9/19 三池鉱山分局において汽罐用煙突(高さ76フィート)建設にあたり,雇英人ポッターその工事法について書をもって意見を述べる. 545
ページ】: 108
8 全国石炭関係 明治一〇年.10.15 1877/10/15 三池鉱山分局にて,雇英人ポッター,石炭船積場建物,自転機械に必要な鉄具を長崎工作分局へ発注することを要望.これよりさき鉄線曲器,10.16カンパス1巻,10.18坑道用鉄製車,車軸を受ける鋳製座鉄,中心より折半する真鍮製座金等,12.11石炭車に用うる丸鉄棒,釘鉄棒を,それぞれ長崎工作分局へ発注を要望. 545
ページ】: 108
9 全国石炭関係 明治一〇年.10.31 1877/10/31 三池鉱山分局において雇英人ポッター,大浦坑内2番半卸より5番卸間の採炭着手を要望.11.12川底掘割着手をすすめる.12.14大浦坑内2番卸採炭着手を要望. 545
ページ】: 110
10 全国石炭関係 明治一〇年.11.24 1877/11/24 三池鉱山分局雇英人ポッター,諸道具・器械・鉄類・機関附属品の送致方は石炭船の便では遅延し不都合を生じるため,以後汽船によることを要望(若津・三池間航路再開のため). 545
ページ】: 110
11 全国石炭関係 明治一〇年.11.29 1877/11/29 三池鉱山分局雇英人ポッター,三池梅谷坑内三ツ山竪坑の穿坑より四方へ各3チェイン宛測量を要望. 545
ページ】: 110
12 全国石炭関係 明治一〇年.12.3 1877/12/3 三池鉱山分局雇英人ポッター,長崎工作分局より汽罐輸送のため,三池附近海上の地理案内のための人を長崎工作分局に遣し,汽罐に附添い来ることを要望. 545
ページ】: 110
13 全国石炭関係 明治一〇年.12.17 1877/12/17 三池鉱山分局雇英人ポッター,三池鉱山の坑内用汽罐に水を充たすため,ドンキーポンプ2組装置のはずであったが,3インチ鉄管をもって竪坑外地表より水をひくことに変更したため,長崎工作分局に発注のドンキーポンプは製作に及ばない旨を述べる. 545
ページ】: 110
14 全国石炭関係 明治一〇年.12.22 1877/12/22 三池鉱山分局雇英人ポッター,1坑に1口は危険の旨を述べ,諸坑担任の役員を当局に呼び寄せ,各坑共1坑口での就業は急災の際脱出不便なることを通達するよう要望. 545
ページ】: 110
15 全国石炭関係 明治一一年.3.- 1878/3 ポッター,松島・大島・福母の諸炭山を視察.5.15報告書提出. 95/162
ページ】: 112
16 筑豊石炭関係(天保1~明治20) 明治一一年.5.9~25 1878/5/9~
1878/5/25
三池炭坑の雇外人ポッター,福岡県の依頼で筑豊炭田の庄司・新入・勢田・糸田・鯰田・金田・香月を視察,帰山後報告書を提出.県ではこの報告書を基本として県下炭田の沿革書を作成,そのなかで「赤池・河原弓削田の如き品位上等,高島炭に匹適する」とある(一説では7月ポッター管内の炭坑を巡視.これにより鞍手・遠賀・田川・嘉麻・穂波の諸郡は炭山に富み,採掘に容易なること判明). 95/318/427
ページ】: 113
17 全国石炭関係 明治一二年.4.1 1879/4/1 三池炭坑,ポッターの建議にもとづき,大浦坑を25分の1の傾斜に改造竣工.費用6101円45銭8厘. 497
ページ】: 116
18 全国石炭関係 明治一二年.5.- 1879/5 ポッター,長崎県下の松島・大島・福母などの石炭山を巡検. 162
ページ】: 116
19 全国石炭関係 明治一四年.4.- 1881/4 工部省鉱山師ポッター,青森・岩手などを経て幌内・岩内の炭山を巡視,9月三池帰着. 71/162
ページ】: 120
/ 1ページ