筑豊石炭礦業史年表

キーワード:堀三太郎
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 生産・流通(明治21~) 明治二六年.11.- 1893/11 この月若松港への輸送方法別と炭坑名,川艜・鉄道併用-三菱鯰田・勝野・赤池・峰地・田川採炭・目尾・金田・豊国・第二大之浦・直方・本洞,鉄道のみ-新入・忠隈,川艜のみ-高野・大辻・大城・小松・第一大浦・庄司・第二新手・下堺本洞・堀三太郎・肥春・碓井・尾上保太郎・土手ノ内・京野・金剛・明神・日焼古田・吉田・潤野・大藪・貝島伝平・浦田・松尾法幹・黒川・神崎泰三・正善・中野徳次郎・第一新手・内田良五郎・宮尾・小正・西川・鞍手煽石・嘉麻煽石・田川煽石・諸口. 542
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2 生産・流通(明治21~) 明治二七年.8.- 1894/8 山本周太郎,許斐鷹助の本洞炭坑を取得('96年再び許斐に,1900年堀三太郎が取得したがこれは表面上のことでこの間名義人は許斐). 506
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3 生産・流通(明治21~) 明治二九年.2.- 1896/2 この月開坑炭坑-御徳炭坑(鞍手郡勝野村)を堀三太郎が14万6000坪の借区内に,権現堂炭坑(鞍手郡勝野村)を千早正次郎が,嘉穂炭坑(嘉穂郡稲築村山野)を原田茂俊が26万坪の借区内にそれぞれ開坑. 321/442
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4 生産・流通(明治21~) 明治二九年.11.- 1896/11 広海二三郎,堀三太郎ほか2人から宮田炭坑(鞍手郡宮田村)を買収. 321
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5 生産・流通(明治21~) 明治三〇年.11.- 1897/11 扶桑炭坑(田川郡勾金村,大島兵吉所有),経営不振のため休業,堀三太郎と共同経営. 321
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6 生産・流通(明治21~) 明治三一年.11.初旬 1898/11 扶桑炭坑(田川郡勾金村)は大島兵吉(神戸)堀三太郎(直方町)の共同経営から堀の単独経営となり,香春炭坑と改称し規模を拡張. 542/630
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7 生産・流通(明治21~) 明治三二年.9.上旬 1899/9 海軍予備炭山(鞍手郡御徳),田川採炭坑長千早正次郎に払下げ,千早は直方の堀三太郎に一任し17年間の請負契約を結ぶと新聞報道. 542
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8 生産・流通(明治21~) 明治三五年.7.- 1902/7 麻生太吉,貝島太助の仲介で堀三太郎より本洞炭坑を譲り受け藤棚二坑と改称. 506/388
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9 生産・流通(明治21~) この年 1906 ▷熊谷炭坑(嘉穂郡,熊谷良三経営)開坑('09年金田鉱業が引継.'11年堀三太郎経営に移る.平山炭坑の前身). 137
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10 生産・流通(明治21~) 明治四一年 1908 【生産・流通補遺】筑豊主要炭坑(1000万斤以上),粕屋郡-津波黒(貝島太助),敷島(尼崎伊三郎),新原海軍(海軍省),篠栗(平田専治),長礼(岩谷松平),宇美(入交栄次),植木(岡田三吾).遠賀郡-高松(堀通夫),三好(三好徳松),新手(貝島太助),大隈(岩崎久米吉),第二三好(三好徳松),大隈(大隈炭鉱),岩崎(岩崎久米吉),中鶴(伊藤伝右衛門),大辻第四(貝島太助),京殿(蔵内次郎作),新手礦業所(伊藤伝右衛門),大辻(貝島太助),中川(山本豊吉),鞍手郡-本高江(岡藤美之助),鴻之巣御徳(宮河良一),木屋瀬(恵木岩吉),西川旭(井上静雄),新入(三菱),室木(大倉久米馬),三井本洞(三井),鬼馬(古河),三笠(塚本兎三郎),御徳海軍(海軍省),大之浦(貝島太助),古河西部(古河).嘉穂郡-製鉄所二瀬(農商務省),明治(明治鉱業),小富士(三枝与三郎),鯰田(三菱),筑紫(篠崎寿三郎),芳雄(麻生太吉),豆田(麻生太吉),綱分(麻生太吉),三井山野(三井),第二鴻之巣(宮河仲次),熊田(中野徳次郎),宮之浦第二(天羽邦二),穂波(石田収),牟田(伊藤伝右衛門),忠隈(住友吉左衛門),浦田(原田専三郎),上山田(三菱),平山(田島信夫),笹原(花村久助),相田(中野徳次郎),下山田(古河),阿部鯰田(阿部市兵衛),清藤(堀三太郎).田川郡-起行小松後藤寺(久良知重彦),佐々木(佐々木恒平),添田(阿部安次郎),糸田(田島嘉次郎),宮尾(久良知治市),本添田(桝谷彦助),豊国(明治鉱業),仲津原(豊前採炭),金田(金田鉱業),大原(久良知利久蔵),野田(宮城大三),峰地(蔵内保房),三井田川(三井),方城(三菱),宮崎豊州(宮崎儀一),金谷新(金谷鉱業),赤池(明治鉱業),第三峰地(蔵内保房),峰地(蔵内保房),香春(桑原政),大任(豊前採炭),第二金谷(野田喜一郎).企救郡-第二鷲嶺(蔵内保房). 442
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11 地域社会 明治四四年.4.- 1911/4 福岡県多額納税者15人中,7人は筑豊の坑業家.麻生太吉・安川敬一郎・伊藤伝右衛門・堀三太郎・蔵内保房・松本健次郎・中野徳次郎.6.10福岡県多額納税者互選会開催,15名投票中,14票で麻生太吉当選. 318/542
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12 生産・流通(明治21~) 明治四五・大正元年.1.- 1912/1 貝島大之浦,隣接坑区46万余坪を,堀三太郎より買収.6月さらに隣接坑区22万坪を買収合併. 68
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13 生産・流通(明治21~) 明治四五・大正元年.9.21 1912/9/21 御徳海軍炭坑(鞍手郡勝野村御徳)を堀三太郎に1万0900円で払下げ.12.1資本金50万円で堀礦業(株)を設立,さらに第三坑・第五坑を開坑. 318
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14 生産・流通(明治21~) この年 1912 *この頃筑豊大手炭坑の所有坑区,三井鉱山40坑区6295万坪・三菱27坑区2132万坪・貝島太助17坑区1145万坪・麻生太吉34坑区1055万坪・安川敬一郎16坑区582万3000坪・中野徳次郎20坑区58万坪・蔵内次郎作10坑区514万坪・堀三太郎4坑区66万1000坪・三好徳松8坑区343万3000坪・伊藤伝右衛門15坑区・古河西部鉱業4坑区325万3000坪・製鉄所2坑区328万坪・住友198万坪. 542
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15 地域社会 大正四年.3.25 1915/3/25 第12回衆議院議員総選挙における県内の当選者,政友会7人・同志会2人・三州倶楽部2人・中立3人.炭坑主から堀三太郎(政友)・蔵内次郎作(政友)・吉田磯吉(中立)当選. 223/561
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16 地域社会 大正五年.11.11~14 1916/11/11~
1916/11/14
陸軍特別大演習を筑紫平野一帯で実施,大本営を福岡市に置く.13日福岡・佐賀両県の実業功労者25人を大本営に召見,うち礦業家は安川敬一郎・麻生太吉・松本健次郎・中野徳松・伊藤伝右衛門・堀三太郎ら6人. 318/453
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17 地域社会 大正一〇年.12.19 1921/12/19 直方町鞍手銀行本店内に筑豊貯蓄銀行設立.資本金60万円.'22年1月鞍手銀行・遠賀銀行貯蓄部の業務を継承して開業.頭取堀三太郎. 426/437
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18 地域社会 昭和二年.12.- 1927/12 金田・宮床間の鉄道敷設を目的に金宮鉄道(株)創立資本金500万円,取締役社長麻生太吉,専務取締役渡辺皐築,取締役麻生義之助・野田勢次郎・麻生太七郎,監査役堀三太郎・有田広. 35
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19 全国石炭関係 昭和三年.4.- 1928/4 東松島炭礦(長崎県西彼杵郡松島村,堀三太郎)新たに事業に着手. 480
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20 地域社会 昭和三三年.夏.- 1958/8 明治時代より炭鉱主として著名であった堀三太郎,宗像郡福間町で歿,享年92歳. 401
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