筑豊石炭礦業史年表

キーワード:岩崎弥之助
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 生産・流通(明治21~) 明治二一年.11.29 1888/11/29 岩崎弥之助・福島良助,海軍省所轄の粕屋・鞍手・嘉麻・田川4郡の石炭採掘借区を出願(却下される),またそれに対抗し12月下旬,田川坑業会社・筑豊坑業会社・筑前坑業会社でも連合で園田熊太郎・安部真鉄・大山与四郎・下沢善四郎らの誓願委員が上京. 669/456/453
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2 全国石炭関係 明治二二年.3.15 1889/3/15 岩崎彌之助,長谷川芳之助の製鉄所建設計画にもとずき鉄鉱および炭坑の借区を優先的に許可されるよう農商務省に請願(却下される). 29/669
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3 企業・労働・災害(明治21~) この年 1890 ▷岩崎彌之助,グラバー・末川久敬らと共に三菱新入・鯰田両坑を視察,案内は安川敬一郎. 457
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4 企業・労働・災害(明治21~) この年 1894 *福岡県下石炭採掘高1万斤以上の炭坑名,( )内は鉱業人名.粕屋郡-旅石(八尋佐平ほか3人),植木(高山卯右衛門),仲原(大藪好太郎).遠賀郡-大辻(左納権一),第二新手(九州炭鉱),頃末(久保田信之ほか1人),名前(平田作助),吉田(安永兵太郎),水巻(春田惟),第一大隅(中西七太郎).鞍手郡-本洞直方(許斐鷹介),神田(田代又右衛門ほか4人),新西川(井上友次郎),勝野(森清高吉ほか5人),勝野(近藤廉平),本洞(山本周太郎),新手(加藤仁太郎ほか2人),瑞穂(渡辺壮兵衛),新入(三菱),大之浦第一(木村正幹),大之浦第二(木村正幹),鴻ノ巣(占部三折ほか9人),京野(古野三郎ほか2人),日焼古田(許斐正雄),金剛(仲西七三郎ほか2人).嘉麻郡-笠松(麻生太吉ほか1人),碓井(三菱),嘉麻(野見山米吉),鯰田(三菱),大城(安川敬一郎ほか3人).穂波郡-忠隈穂波(久保盛明),相田(中野徳次郎ほか2人),伊勢谷(山口角平),庄司(住友吉左衛門),高雄(岩崎弥之助),潤野(広岡信五郎),目尾(杉山松太郎).三池郡-三池(三井三郎介).企救郡-足立(原口大成),富野(原口大成ほか1人).田川郡-糒(平岡浩太郎ほか2人),奈良(山本喜七郎ほか1人),金田(柏村信),赤池(安川敬一郎ほか1人),田川採炭坑(福島良介),川崎(佐々木恒平ほか6人),川宮(平岡辰次郎ほか3人). 427
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5 地域社会 明治三二年.8.- 1899/8 九州鉄道株主のうち,仙石社長に不満をもつ者で改革派を組織し,借入金の過多,職員の過多など5項目を掲げて営業方針を批判し,臨時総会の開催を請求.9.19~23九鉄重役派,井上馨に無条件仲裁を依頼,井上,三井八郎右衛門・岩崎彌之助を交え,改革・重役両派を招いて懇親会を開く.10.16井上馨・益田孝・片岡直温・根津嘉一郎・住江常雄は経営事情を現地で調査.翌年2.7九鉄調査委員会裁定事項を決定,職員の淘汰経費節減の必要を指摘し,重役の進退は不問とする.2.10井上馨両派を招き練達した役員の招へい,各主要駅で公衆電報を取扱う,各駅で送迎切符を発行,また赤帽をおくなどの業務改善を勧告. 542/382/707/668
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