筑豊石炭礦業史年表

キーワード:松岡陸平
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 全国石炭関係 この年 1884 ▷柚の木原炭坑の大頭領鍛冶佐は,遠賀郡新手炭坑納屋頭領松岡陸平に坑夫募集を依頼し香月炭坑から約70人を引き出す. 398
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2 企業・労働・災害(明治21~) 明治三一年.12.20 1898/12/20 ふいご祭に香春町で酒宴中の糸飛炭坑と中津原炭坑の納屋頭,坑夫30数人が乱闘.21日双方鉄砲・竹槍の兇器と加勢人を集め,ダイナマイトを爆発させ空砲を放つなどして形勢不穏,地元香春警察署は直方警察署より70人~80人の応援を求めたが制止できず.22日,赤池の大頭領松岡陸平,田川採炭坑の大頭領藤井多吉が馬を馳せて仲裁に入る.23日調停なり香春花月楼で和解の宴を張る,双方に要した費用1万円,いわゆる〝糸飛の喧嘩〟. 542
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3 企業・労働・災害(明治21~) 明治三五年.6.12~14 1902/6/12~
1902/6/14
筑豊五郡石炭業頭領会を直方で開催.坑夫の統制(鑑札制)や貯蓄奨励などを協議,さらに出席者153人で筑豊五郡炭坑夫取締会を組織,各郡より委員21人を選出.遠賀郡-中村亀太郎・嶺方太郎・岩永勝蔵・渡辺重右衛門・松山和平,鞍手郡-土谷嘉太郎・神谷清三・飯田利吉・白石嘉助,田川郡-松岡陸平・寒竹伊作・長尾秀蔵・船津貞太郎,嘉穂郡-田川伊七・阿部八右衛門・池本和平・松尾庄太郎・是松綱吉・森国太郎・中島栄吉,企救郡-早川隆一. 542/453
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