筑豊石炭礦業史年表

キーワード:松本健次郎
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 筑豊石炭関係(天保1~明治20) 明治三年.10.28 1870/10/28 〔10.4〕 松本健次郎,那珂郡警固村に生まれる.父は安川敬一郎,母は峯子. 491
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2 企業・労働・災害(明治21~) この年 1893 ▷松本健次郎,安川敬一郎と共同で安川・松本商会(門司)を創設.石炭の外国取引に専念,はじめて横浜サミュエル商会と1万tの大量直売契約を結ぶも送炭能力整わず失敗. 214/457
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3 生産・流通(明治21~) この年 1894 ▷中野徳次郎,大分炭田(穂波郡上穂波村)の坑区を買収して開坑('98年松本健次郎と共同経営). 87
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4 企業・労働・災害(明治21~) 明治二九年.10.2 1896/10/2 幸袋工作所(資)(嘉穂郡大谷村)創業,発起人松本健次郎・伊藤伝右衛門・安川敬一郎・麻生太吉・中野徳次郎・貝島太助・平岡浩太郎ら,鉱山用機械を製作,資本金7万5000円. 23/160/442
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5 生産・流通(明治21~) 明治三三年.3.中旬 1900/3 八幡製鉄所,二瀬村松本潜所有の坑区10万7000余坪を3000余円で買収.5.1大谷村・二瀬村の松本健次郎所有坑区72万5000余坪を119万3000余円で買収.二瀬村・鎮西村の松本潜所有坑区4900坪を買収.10.9穂波村の麻生太吉所有坑区31万8000坪,野見山米吉所有の坑区15万9000余坪を11万7000余円で買収. 542
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6 企業・労働・災害(明治21~) 明治三三年.6.3 1900/6/3 門司石炭商同業組合,発起人総会を開催.10.5組合設立,組合長大橋淡,副組合長松本健次郎. 542
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7 地域社会 明治三三年.10.- 1900/10 若松築港(株)の役員と主な株主.役員-取締役安川敬一郎・麻生太吉・田島信夫・山本周太郎・白石直治・金子辰三郎・上野弥太郎,監査役久保太郎・伴野雄七郎.主な株主-三菱(資)・三井銀行・古河市兵衛・毛利五郎・貝島太助・安川敬一郎・住友吉左衛門・松本健次郎・明治炭坑・黒田長成・仙石貢・九州鉄道(株)・麻生太吉・三野村利助・渋沢栄一. 542
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8 企業・労働・災害(明治21~) 明治三五年.11.30 1902/11/30 明治炭坑(株),任意解散.清算人松本健次郎・鷹取甚橘.同社所有の坑山を安川敬一郎が引受け明治炭坑と改称. 214/453/317
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9 地域社会 明治三六年.6.- 1903/6 松本健次郎,若松町に徳永鉄工所設立.鉱山・船舶・鉄道用品を製作. 427
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10 生産・流通(明治21~) この年 1905 ▷中野徳次郎・松本健次郎,共同で大分炭田(嘉穂郡)の開発に着手. 87
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11 地域社会 明治四一年.8.- 1908/8 明治紡績(株)設立,資本金200万円,代表社員松本健次郎,戸畑に工場を設置.'09年半ば頃から1万6000余錘で繰業開始('41年福島紡績に合併). 214
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12 地域社会 明治四四年.4.- 1911/4 福岡県多額納税者15人中,7人は筑豊の坑業家.麻生太吉・安川敬一郎・伊藤伝右衛門・堀三太郎・蔵内保房・松本健次郎・中野徳次郎.6.10福岡県多額納税者互選会開催,15名投票中,14票で麻生太吉当選. 318/542
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13 企業・労働・災害(明治21~) 明治四五・大正元年.1.12 1912/1/12 安川敬一郎・松本健次郎・石渡信太郎,12.31米国より帰朝,この日歓迎会を開催. 318
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14 地域社会 大正五年.11.11~14 1916/11/11~
1916/11/14
陸軍特別大演習を筑紫平野一帯で実施,大本営を福岡市に置く.13日福岡・佐賀両県の実業功労者25人を大本営に召見,うち礦業家は安川敬一郎・麻生太吉・松本健次郎・中野徳松・伊藤伝右衛門・堀三太郎ら6人. 318/453
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15 地域社会 大正六年.7.- 1917/7 松本健次郎等の発起により帝国鋳物(株)設立('26年8月戸畑鋳物(株)に合併,同社若松製作所となる).ロール製作専門工場. 431
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16 企業・労働・災害(明治21~) 大正七年.4.19 1918/4/19 安川敬一郎,事業一切を次男松本健次郎に譲り引退,同時に家督を三男清三郎に譲り隠居(70歳). 457/214
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17 地域社会 大正七年.10.14 1918/10/14 黒崎窯業(株)創立,取締役社長松本健次郎.'19年6月八幡工場の操業開始,製鋼平炉用珪石煉瓦を製造. 778/214
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18 企業・労働・災害(明治21~) 大正八年.3.26 1919/3/26 麻生太吉,鉱業組合総長を辞任,後任に松本健次郎就任. 317/318
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19 企業・労働・災害(明治21~) 大正八年.4.1 1919/4/1 明治鉱業(株・資),組織を変更,明治鉱業(株)となる.資本金1000万円(12.19さらに1000万円増資).社長松本健次郎・副社長安川清三郎・常務取締役白土善太郎・石渡信太郎・相談役安川敬一郎.8月戸畑町戸畑204番地に本社社屋を起工.12.1新社屋に移転. 214
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20 全国石炭関係 大正一〇年.10.11 1921/10/11 筑豊・北海道・常磐・宇部・粕屋各鉱業会を母体に石炭鉱業連合会設立.全国的生産統制を目的とし,'26年以降≪石炭時報≫を発刊.会長麻生太吉・副会長松本健次郎. 250
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21 全国石炭関係 大正一四年.8.13 1925/8/13 石炭鉱業連合会,臨時評議員総会を札幌で開催,炭業救済調査委員会設置を決定.麻生太吉・松本健次郎ほか三井・三菱などから15人を委員に委嘱. 250/251
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22 全国石炭関係 大正一四年.9.25 1925/9/25 石炭鉱業連合会炭業救済策調査委員会(松本健次郎委員長),'26年1月より向こう1ヵ年間送炭調節実行・同期間撫順炭移入に関する協定・鉄道運賃引下極力陳情・配給諸掛節約方法調査ほか2項目を決定. 251
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23 企業・労働・災害(明治21~) 大正一五年.12.1 1926/12/1 明治鉱業(株),中野(昇)商店との共同により嘉穂鉱業(株)を設立,資本金300万円.社長松本健次郎・取締役中野昇ほか4人.'27年11月嘉穂炭坑(嘉穂郡上穂波村)開坑. 214/317
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24 生産・流通(明治21~) 昭和二年.11.3 1927/11/3 嘉穂炭坑(嘉穂郡上穂波村,松本健次郎),開坑,鉱区は154万9720坪で上穂波・大分村にまたがる. 87
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25 企業・労働・災害(明治21~) 昭和四年.5.30 1929/5/30 明治鉱業,松本健次郎社長引退に当たり信和会福利事業費として1万円寄贈.各鉱業所の信和会正会員数に按分配当. 234
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26 全国石炭関係 昭和一四年.8.25 1939/8/25 嘉穂鉱業所有の長崎県伊王島附近の鉱区を,嘉穂に対する日本製鉄の資本参加を機に分離,日本製鉄・松本健次郎・中野商店・三菱鉱業の4者共同出資で長崎鉱業(株)設立.資本金800万円,社長松本健次郎. 277/214
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27 全国石炭関係 昭和一六年.11.26 1941/11/26 石炭統制令施行,各地区毎に石炭統制組合設立.日本石炭(株)は統制会の一部門を担当する機関となり他の石炭団体は吸収解散し販売営業権を失う.石炭統制会会長松本健次郎・理事長植村甲午郎.12.1業務開始. 369
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28 地域社会 昭和一八年.10.20 1943/10/20 石炭統制会会長松本健次郎,<決戦下の石炭>をラジオ放送. 686
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