筑豊石炭礦業史年表

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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 全国石炭関係 嘉永六年.9.26 1853/9/26 〔8.24〕 幕府,品川台場築造に着手.〔安政1年7月〕竣工.〔8月〕江戸湯島に鋳砲場を設置. 17
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2 全国石炭関係 嘉永六年.10.1 1853/10/1 〔8.29〕 島津斉彬,艦船建造・兵書・武器購入の許可を幕府に求める.〔9.15〕幕府,大船建造の禁令を解く,他は保留. 17
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3 全国石炭関係 嘉永六年 1853 〔11.-〕 佐賀藩主,火術局・製煉局を設置.鋳砲・造艦を奨励. 17/183
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4 全国石炭関係 安政一年.1.1 1854/1/1 〔12.3〕 幕府,伊豆韮山の代官江川太郎左衛門の建議を容れ,反射炉築造を命ずる(安政4年,その子英敏により完成). 532
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5 全国石炭関係 安政一年.2.7 1854/2/7 〔1.10〕 幕府勘定奉行,伊豆韮山反射炉用として石炭10万斤を急遽買い求めのため,郡代出張の件を筑後柳河藩主へ通達. 284
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6 全国石炭関係 安政一年 1854 〔7.-〕 長崎海軍伝習はじまる(一説では,〔安政2.10.4〕). 354/(593)
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7 全国石炭関係 安政二年.8.15 1855/8/15 〔7.3〕 薩摩藩,江戸にて蒸気機関竣功.〔7.7〕蒸気機関を鹿児島より送致した越通船に装備〔8.23〕試運転に成功し,雲行丸と命名. 185
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8 全国石炭関係 安政二年 1855 〔7.-〕 箱館奉行,蝦夷地開拓触書を公布,炭坑開発に意をそそぐ. 197
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9 全国石炭関係 安政三年.4.8 1856/4/8 〔3.4〕 大島惣左衛門(高任),水戸藩反射炉で石炭を使用,雲州銑330余貫をもって最初の銑鉄鋳入に成功. 43
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10 全国石炭関係 安政三年.11.9 1856/11/9 〔10.12〕 長崎奉行,部下4人に命じ,オランダ鉱山技師ヒュキュエニンより,採鉱技術を修得させる. 17/411
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11 全国石炭関係 安政四年.6.5 1857/6/5 〔5.14〕 箱館奉行,オランダ鉱山技師の蝦夷地踏査の許可を老中へ求める. 284
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12 全国石炭関係 安政四年.11.26 1857/11/26 〔10.10〕 幕府,長崎飽の浦に鎔鉄所建設着工〔万延1.12.12〕上棟式,長崎製鉄所と改称.〔文久1.3.25〕工場竣工,機械据え付け完了.〔同3.28〕落成式挙行(一説に〔7月〕製鉄所着工). 273/(17)
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13 全国石炭関係 この年 1857 ▷薩摩藩,磯の別邸内石灯篭にガス灯をはじめて点火. 185
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14 地域社会 この年 1857 ▷福岡藩,西洋式軍備の導入をはかる. 433
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15 全国石炭関係 安政六年.3.13 1859/3/13 〔2.9〕 長崎海軍伝習所閉鎖. 17
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16 地域社会 万延一年 1860 〔10.-〕 福岡藩,軍制改革,大砲・小銃等を増強. 433
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17 全国石炭関係 この年 1860 ▷幕府,九州・中国諸藩国産石炭の売りさばき益銀(利潤)を長崎会所に受け入れ,長崎飽の浦製鉄所建設資金の一部にあてる. 411
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18 地域社会 文久三年.5.2 1863/5/2 〔3.15〕 小倉藩,西浦・東浦浜に砲台築造. 49
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19 地域社会 文久三年 1863 〔6.-〕 福岡藩,若松浦中島に砲台築造.〔7月〕完成. 436
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20 地域社会 文久三年 1863 〔6.-〕 小倉藩,篠崎千堂に大砲鋳造場建造. 436
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21 全国石炭関係 慶応一年.10.13 1865/10/13 〔8.24〕 幕府建設の横浜製鉄所竣工. 17
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22 全国石炭関係 この年 1865 ▷英商トーマス=グラバー,長崎大浦海岸で模型蒸気車公開(機関車名アイアン=デューク号). 382
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23 全国石炭関係 慶応二年.7.30 1866/7/30 〔6.19〕 幕府,横浜製鉄所需用として,従来石炭は陸奥・磐城産を購入していたが,三池藩主立花飛弾守の江戸邸吏に伝達し,三池炭を横須賀製鉄所・横浜製鉄所に試用. 559
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24 全国石炭関係 慶応三年 1867 〔4.-〕 幕府派遣のパリ万国博使節団,ベルギーのリェージュの製鉄所と炭坑を視察. 250
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25 全国石炭関係 この年 1867 ▷幕府,英国鉱山技師E=H=M=ガールを雇い,坑夫12人を使役し,北海道の蛯原・川久保・石井・茅沼を採掘.この年およそ100tを採掘.またガール,茅沼炭坑に2マイル余の鉄路を敷き,蒸気機関車を使用. 64
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26 全国石炭関係 明治一年.5.5 1868/5/5 〔4.13〕 佐賀藩士松林源蔵は,グラバーならびに社中(グラバー商会)との間で,高島石炭採掘ならびにその売捌きについて12ヵ条を契約(7ヵ年半の期限付で同坑の管理経営権を譲与.その後,深さ150尺の北渓立坪(竪坑ヵ)を設け,上8尺層に着炭.〔明治4年〕竪坑深さ130尺の南洋立坪(竪坑ヵ)開さく.着炭に成功). 288/162/29
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27 全国石炭関係 この年 1868 ▷高島炭坑にて人力,馬力による四輪車を使用,わが国最初の坑内炭車. 379
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28 全国石炭関係 明治二年.4.23 1869/4/23 〔3.12〕 長崎製鉄所,工事監督のため,英人機械師ブラキーを雇傭. 162
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29 全国石炭関係 明治二年.8.15 1869/8/15 〔7.8〕 開拓使設置,北海道11国86郡を統轄. 71
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30 全国石炭関係 この年 1869 ▷高島炭坑,蒸気捲揚機・蒸気ポンプを採用. 379
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31 全国石炭関係 明治三年.10.25 1870/10/25 〔10.1〕 民部省は独人バロン等を雇用して各藩県管内の石炭産出場所ならびに1ヵ年産出高を調査し,また鉱山学校建設を計画させる. 162
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32 全国石炭関係 明治三年.12.12 1870/12/12 〔閏10.20〕 工部省開設.百工勧奨を掌り,民部省より鉱山・鉄道・製鉄・燈明台・伝信機の5掛を移管. 162
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33 全国石炭関係 明治四年.2.8 1871/2/8 〔12.19〕 工部省,鉱山司を鉱山掛と改称.〔12.20〕各鉱山支庁を工部省出張所とする. 162/221
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34 全国石炭関係 明治四年.3.25 1871/3/25 〔2.5〕 工部省,鉱山事業改善のため外人技師の招聘を決定.〔9.4〕英人ゴットフレーを鉱山師長に任命,以後'84年まで英米仏独より78人の技師・学者・坑夫を招く. 162
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35 全国石炭関係 明治四年.9.21 1871/9/21 〔8.7〕 樺太開拓使を開拓使に併合. 302
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36 全国石炭関係 明治五年 1872 〔8.-〕 開拓使,雇用米人アンチセルに北海道南西部の諸鉱山を巡視させ,〔9月〕鉱山開採允許略則を布達し,開採免許の年限・売買等に関して規定を設ける.〔11.16〕アンチセルを解雇.米国鉱山学士兼地質学士ライマン(〔11.7〕招聘)・モンローの2人を招き,調査を準備. 483/660/71
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37 地域社会 明治五年.10.24 1872/10/24 〔9.22〕 工部省,関門海峡に海底電線を敷設. 162
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