筑豊石炭礦業史年表

キーワード:第3群水運
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 地域社会 明治六年.2.- 1873/2 嘉麻郡勢田村,艜運送許可願を県庁に提出. 522
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2 地域社会 明治六年.3.- 1873/3 福岡県,太政官布告に基き,船舶出入荷物陸揚積入改所を次の所に設ける.福岡波奈,遠賀郡若松,同郡芦屋,宗像郡津屋崎,粕屋郡浜男村,志摩郡谷村今宿,怡土郡加布里村.若松の管轄は東は小倉県境,西は脇田浦まで芦屋の管轄は東は岩屋浦より西は波津浦までとする. 434
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3 筑豊石炭関係(天保1~明治20) 明治六年.6.21 1873/6/21 田川郡金田村植高仁三郎は,石炭運搬のため小船12石積1艘を新造し,船稼ぎの鑑札下付を出願. 569
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4 地域社会 明治六年.12.4 1873/12/4 福岡県各駅に陸運会社,大阪陸運元会社規則に準じ開業. 434
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5 筑豊石炭関係(天保1~明治20) この頃 1873 ■遠賀郡艜数154艘(この内芦屋分106艘). 572
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6 筑豊石炭関係(天保1~明治20) 明治七年.11.1 1874/11/1 福岡県庁より官員,芦屋・若松両港へ出張,各郡石炭積場よりの水程調査を行ない,鉱山寮へ報告書を提出. 521
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7 筑豊石炭関係(天保1~明治20) この年 1874 ▷鉱物税取りまとめのため,遠賀郡芦屋・若松両港に福岡県出張所を設置し,採掘・販売をその監督下におく. 571/483
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8 全国石炭関係 明治八年.7.24 1875/7/24 グラバー商会と長崎商人柴田米吉,多久・古賀津間運炭鉄道につき仮契約締結.9.18柴田米吉,鉄道敷設出願.9.22佐賀県より工部卿へ伺提出.10.5日本坑法をたてに大野工部少丞より佐賀県令北島秀朝に対し鉄道敷設不許可通知. 299
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9 地域社会 明治八年.10.9 1875/10/9 中原屋,田川郡赤池村・弁城村の船頭・船主31人に31艘分の川船建造資金を貸付け,積荷の優先契約を結ぶ. 733
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10 筑豊石炭関係(天保1~明治20) 明治八年.11.上旬 1875/11 小倉県第二大区田川郡区長・戸長,田川郡石炭取締規則を協議し,採掘・産出予定高・若松港へ石炭取締の問屋設立・川船取締のため草場村張番所の設立等を決め,県庁へ許可出願. 518
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11 筑豊石炭関係(天保1~明治20) この年 1875 ▷石炭問屋組合は若松港新地塩田沖に艜入場竹柵を設置('77年積入石炭1万斤につき金一封を海岸費として積船より徴収). 573
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12 筑豊石炭関係(天保1~明治20) この年 1875 ▷若松石炭問屋組合が組織され,営業者の続出や乱掘を統制(ただし藩の仕組法や会所組織を模したもので,成文の規約はなく,同業者相互の口約で組合を運営). 571
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13 筑豊石炭関係(天保1~明治20) この頃 1875 ■福岡県4郡における川艜数 遠賀郡-芦屋町106,芦屋浦7,木守4,楠橋2,中間17,岩瀬2,吉田7,二(フタ)2,黒崎田町40,若松6,山鹿魚町63,柏原浦1. 鞍手郡-直方町9,山部32,新多17,勝野67,御徳22,中泉11,上境1,下境11,木屋瀬33,植木49,下大隈8,鶴田7. 穂波郡-南尾5,目尾2,幸袋27,川津1,片島28,飯塚94,徳前10. 嘉麻郡-勢田12,鹿毛馬1,鯰田45,口ノ原11,川島73立岩9,栢ノ森1,下三緒1,上三緒15,山野5,大隈7. 435
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14 地域社会 明治一一年.8.16 1878/8/16 福岡県,馬車取締規則を布達. 709/365
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15 地域社会 明治一二年.6.7 1879/6/7 金辺峠(田川・企救郡境)の掘り下げを計画するも実現不能. 358
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16 地域社会 明治一五年.5.- 1882/5 福岡県会,門司・熊本間の鉄道敷設を政府に建議 223
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17 地域社会 この年 1882 ▷福岡県会,田川郡石鍋峠補助費・小倉港波止場建造補助費・田川郡糸田村土橋・西夏吉村石橋新設を議決. 223
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18 地域社会 明治一七年.1.25 1884/1/25 工部卿,九州に鉄道敷設の必要を太政官に上申. 332
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19 筑豊石炭関係(天保1~明治20) この年 1884 *田川郡川艜数,上野(赤池)280,金田270,添田240,計790艘. 295/291
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20 地域社会 明治一八年.10.1 1885/10/1 福岡県,旅客および貨物運搬に便利のため,駅伝営業取締規則を定め本日より施行. 642
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21 全国石炭関係 明治一八年.12.22 1885/12/22 第一次伊藤博文内閣成立.内閣制度確立.機構改革により工部省を廃止,鉱山・工作関係は農商務省の所管となり,電信・灯台は逓信省,鉄道は内閣の所管となる. 162
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22 全国石炭関係 明治一八年.12.26 1885/12/26 鉄道局官制を制定(初代長官井上勝). 382
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23 地域社会 明治一九年.1.29 1886/1/29 福岡商法会議所,役員会で九州鉄道敷設の論起る 453
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24 筑豊石炭関係(天保1~明治20) 明治一九年.1.- 1886/1 筑豊五郡川艜同業組合設立.若松の坑業組合取締所に隣接して事務所を設置.この年川艜による若松着炭30万t. 317/572
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25 筑豊石炭関係(天保1~明治20) 明治一九年.8.頃 1886/8 田川郡民の所有になる遠賀川の石炭運搬船(川艜)は2000艘の多きに達する. 453
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26 地域社会 明治一九年.9.28 1886/9/28 九州鉄道会社設立に関して,県下各郡の有志が福岡で集会して方策を協議. 233
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27 地域社会 明治二〇年.1.20 1887/1/20 九州鉄道会社創立委員会,佐賀で開催.社長官選を政府に申請.5.24政府は初代社長に高橋新吉を推薦.6.21創立委員会を熊本で開催し福岡・熊本・佐賀・長崎4県から60人が会合. 332/695
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28 地域社会 明治二〇年.9.21 1887/9/21 九州鉄道会社,創立事務所を博多に設置. 332
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29 地域社会 明治二〇年.12.- 1887/12 九州鉄道会社,顧問技師としてドイツ鉄道局機械監督ヘルマン=ルームシエッテルを招聘. 332
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30 筑豊石炭関係(天保1~明治20) この年 1887 ▷蔵内次郎作,神戸の鉄道用に峰地炭を納入,また柏木勘八郎・久良知重敏と共に田川郡添田村の10坑区を6坑区84万3609坪に統合. 321/383
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31 地域社会 この年 1887 ▷田川郡猪膝・香春間県道の糸飛および岩峠改修工事に地元民753円を寄付し地方税376円を支出. 223
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32 地域社会 この年 1887 ▷田川郡の月輪隧道完成,幅2間・高さ8尺,工費香春村費200円,香春・直方間の交通至便となる('91年9月大洪水で陥落,1938年隧道を毀し火山灰台地を開く). 295
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