筑豊石炭礦業史年表

キーワード:第4群採掘
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 生産・流通(明治21~) この年 1889 ▷田川採炭会社稼行炭坑,弓削田村の猫ケ谷・奥猫ケ谷・稲荷山・身内谷.河原弓削田村の平岡・小松ケ浦の諸坑.運炭は各坑から中元寺川の船場まで車力運搬. 502
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2 地域社会 この年 1890 ▷小倉に住野鉄工場設立,炭坑用トロッコを製作.
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3 生産・流通(明治21~) この年 1890 ▷豊国炭坑,筑豊ではじめてチャンピオン式扇風機(幅6尺・経8尺)を使用. 532
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4 生産・流通(明治21~) この年 1890 ▷田川採炭の運炭-各坑から中元寺川沿岸を宮床まで里余の通路に厚板を敷きこれに軌道を敷設,簡易軽便鉄道として馬力で運炭,宮床から小型川艜に積み替え中元寺川を下る. 502
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5 生産・流通(明治21~) この年 1890 ▷三菱新入,ゼリグナイト火薬をはじめて採用,以後各坑に普及. 317
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6 生産・流通(明治21~) この年 1890 ▷三菱鯰田,第一坑から嘉麻川岸の川勘場まで運炭用ヱンドレスロープをはじめて敷設,以後各坑に普及. 317
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7 企業・労働・災害(明治21~) 明治二四年.6.- 1891/6 石炭運搬木道会社(鞍手郡西川村)創業,資本金1200円. 442
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8 生産・流通(明治21~) この年 1891 ▷田川採炭の坑内運炭-本坑坑口に蒸気捲を据付け坑内に軌条を敷設,同時に片盤にも車道を通じて人力で手押運搬する.女後山1人が空函も実函も1函ずつを押す.坑口から万斛(軽便撰炭機)までは車道を手押運搬し,万斛下から平松・大藪・横島を経て中元寺川船場までは車道を敷設し炭車を馬に曳かせる.平岡・小松ケ浦坑も同様. 502
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9 生産・流通(明治21~) この年 1891 ▷三菱鯰田,大木良直により長壁式・残柱式採炭法を採用,坑道の両側に保護炭柱を残しその間を片盤向或いは昇向採炭する(1901年赤池,'02年二瀬・山野・田川・大辻・勝野・明治の各坑で採用). 379
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10 企業・労働・災害(明治21~) 明治二五年.4.20 1892/4/20 田川郡上野村赤池の石炭積替場を拡張のため浚砂工事を開始. 456
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11 全国石炭関係 明治二五年.9.- 1892/9 三井三池勝立坑,排水用としてデビーポンプを据付ける('93年5月運転開始). 508/314
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12 生産・流通(明治21~) 明治二五年.11.- 1892/11 田川郡池尻村産の煽石,三ケ瀬の猫岩まで車力運搬,川勘場で斤量を定め請渡し1万斤当り4円90銭. 574
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13 全国石炭関係 この年 1892 ▷三井三池,わが国ではじめて汽力乾式撰炭機を採用(可動鉄条篩・コックス式ヂャイレーチング・スクリーン回転手選帯). 532
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14 生産・流通(明治21~) この年 1893 ▷三菱鯰田,エンドレス運炭機及び撰炭機,坑内通気にギーバル式扇風機,デビー式安全灯770個,クラニー式安全灯1827個を採用(筑豊での嚆矢). 317/379
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15 企業・労働・災害(明治21~) 明治二七年.2.6 1894/2/6 三菱鯰田,電燈機械を新設,予算700円.また第三坑の鉱害で民家15戸の井水涸渇,給水料として毎月20円を支弁. 510
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