筑豊石炭礦業史年表

キーワード:第7群採掘
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 生産・流通(明治21~) 昭和二年.5.31 1927/5/31 三井田川,揮発油安全燈原因のガス爆発事故防止のため,カッターマン,ドリルマン,役員用にエジソン蓄電池安全燈100個を購入.ガス多発箇所に使用. 141/502
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2 生産・流通(明治21~) 昭和二年.9.- 1927/9 三井田川,汽罐焚殼の運搬方法を改良,灰殼を水切りバケットエレベーターでクラッシャーに運搬,坑内充填材料として貯蔵室に落下推積する装置を作製. 502
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3 生産・流通(明治21~) この年 1927 ▷三井田川,リッツルヂャイアントNP472型の三池製作所改良型を採用,オーガーの廻転数を改良し能率の向上を研究. 502
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4 生産・流通(明治21~) この年 1930 ▷三井田川,炭函引寄せなどに使用する小型捲機の需要がさかんとなり,日立製モーターホイストを採用. 502
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5 生産・流通(明治21~) 昭和六年.4.- 1931/4 三井田川,通気抵抗測定のため坑内用携帯気圧計を使用,またカタ寒暖計を設置,各坑内の状況を調査. 502
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6 生産・流通(明治21~) 昭和六年.5.- 1931/5 三井田川,第三坑竪坑捲揚機の排気を蓄積するアッキュムレーターの利用に成功. 502
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7 生産・流通(明治21~) 昭和六年.6.- 1931/6 三井田川,ベルトコンベヤーを第二坑八尺層払に使用. 502
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8 生産・流通(明治21~) 昭和六年.9.- 1931/9 三井田川,焚料炭節約のためエコノマイザーを取付け,火床のマックレーブ式採用. 502
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9 生産・流通(明治21~) 昭和六年.12.- 1931/12 三井田川,ドレーゲル式川崎改造型救命器を採用フロイス式を全廃. 502
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10 生産・流通(明治21~) 昭和七年.4.8 1932/4/8 三井田川伊田斜坑,巻線香による火薬点火を廃し電気発破を使用. 502
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11 生産・流通(明治21~) 昭和七年.10.- 1932/10 三井田川,ベルトコンベヤーを増設しチェーンコンベヤーの改良を行ない昇降運搬を可能にする. 502
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12 生産・流通(明治21~) 昭和八年.6.- 1933/6 三井田川,本多製アルカリ蓄電池安全燈を採用. 502
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13 生産・流通(明治21~) この年 1933 ▷三井田川,モンドガスタール蒸溜開始. 387
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14 生産・流通(明治21~) 昭和九年.5.30 1934/5/30 三井田川,第三坑に人車運転開始. 141
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15 生産・流通(明治21~) 昭和九年.10.- 1934/10 三井田川,第三坑八尺坑にアイコッフボールコンベヤーの原動機として,アイコッフエヤーモーター1台を使用,圧搾空気動力のモーター使用のはじめ. 502
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16 生産・流通(明治21~) 昭和一〇年.3.22 1935/3/22 三井田川,給水設備の本格的改善のため新式設備キャンデー式機械濾過装置(クロールアミン滅菌装置付)を採用. 502
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17 生産・流通(明治21~) 昭和一〇年.7.- 1935/7 三井田川,第三坑八尺坑内のガス爆発を契機に深部の動力を空気化することになり600立方フィート空気圧縮機6台を新設,さらに台数を増加して11台とし,坑内保安をはかる. 502/141
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18 企業・労働・災害(明治21~) この年 1935 ▷三井田川,理研ガス干渉計1台購入,三菱方城もドイツのツアイス製ガス検定器を廃し理研干渉計採用.三菱方城,浅野セメントのコットレールダストおよび産業セメント会社の岩粉を使用. 188/502
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19 生産・流通(明治21~) 昭和一一年.5.7 1936/5/7 三井田川,リングローズガス警報器2台新設. 502
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20 企業・労働・災害(明治21~) 昭和一一年.5.- 1936/5 三井田川,岩粉棚用岩粉製造のため米国製機械を第三坑と第二坑に据付け,セメント工場の廃棄物コットレルダストを使用. 502
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21 生産・流通(明治21~) 昭和一一年.6.20 1936/6/20 三井田川,坑外用として共電式電話を完成. 502
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22 生産・流通(明治21~) 昭和一一年.7.- 1936/7 三井田川,採掘個所が深部になりメタンガス湧出量増大,そのため電気の代わりに空気穿孔機としてフロットマン製空気ドリルに,さきに研究した電気ドリルのオーガーのシャンクの改造したものを取付けて使用.好成績を得たので同型の内地製品を採用. 502/141
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23 生産・流通(明治21~) この年 1936 ▷三井田川,高圧局部通風機6台を購入.斜坑で1800mの水平単一片盤坑道掘鑿のため3000立方フィート1台および5000立方フィート1台の高圧通風機を連合運転し成功新方法を樹立.また伊田斜坑で水柱12インチの高圧扇風機を設置し送風距離を延長. 502
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24 生産・流通(明治21~) 昭和一二年.6.10 1937/6/10 三井田川,二連ゴム球付ガス検定燈10個購入,保安係員が使用. 502/141
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25 生産・流通(明治21~) 昭和一二年.7.17 1937/7/17 三井田川,全山に紅梅ダイナマイトの使用を禁じ硝安爆薬のみを使用. 502/141
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26 生産・流通(明治21~) 昭和一二年.10.26 1937/10/26 三井田川,新坑開鑿にともない使用電力著しく増加見込みとなり,直接50サイクルを受電する方針,第四坑および平原坑外に各1500Kwの変電所を設置.12月,貝島炭坑,6ヵ年余を費して電力周波数変更工事完成,50サイクルとなる.中央発電所は40サイクル発電を廃止. 502/68/141
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27 生産・流通(明治21~) 昭和一二年.10.- 1937/10 三井田川,三菱長崎造船所製大型鉄製炭車を平原・斜坑間坑内に使用. 502
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28 生産・流通(明治21~) この年 1937 ▷三井田川,保安上完璧を期するため帽上燈および電池外函が坑内で絶対開かぬ電磁式錠を採用,燈のガラスは二重で外の力により亀裂を生じても破損散逸を防ぐよう改良. 502
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29 生産・流通(明治21~) 昭和一三年.3.3 1938/3/3 三井田川,斜坑平原新坑口に600Kw電気捲揚機を据付け. 502/141
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30 生産・流通(明治21~) 昭和一三年.4.29 1938/4/29 三井田川,自動交換機1台を設置して事務所内の通話を自動化. 502/141
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31 生産・流通(明治21~) 昭和一三年.11.1 1938/11/1 三井田川,変電所を新設.九水より受電を開始,従来40サイクルで使用していたものをやがて50サイクルに変更. 502/141
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32 生産・流通(明治21~) 昭和一四年.1.- 1939/1 三井田川第四坑分坑坑口に,ターボ式水柱218mm,6200立方mの扇風機を設置.6月三井田川下伊田斜坑坑口にターボ式扇風機を設置. 502
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33 生産・流通(明治21~) 昭和一四年.4.11 1939/4/11 三井田川,第四坑に電気鉄道運転開始. 141
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34 生産・流通(明治21~) 昭和一四年.7.29 1939/7/29 三井田川,伊田交換所を増築し自動電話交換機を増設,坑内を除く大部分の電話を自動式に変更. 502
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