筑豊石炭礦業史年表

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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 地域社会 昭和二一年.6.6 1946/6/6 田川地区労働組合懇談会を三井従組本部で開催,12組合が出席.6.23田川地区労働組合協議会結成大会を開催,参加21組合.生産管理弾圧反対,産業経営の民主化労働者の文化の向上,鉱山労働者の経済的社会的地位の確立,全国単一組合結成促進,炭坑労働者の食糧確保をスローガンに掲げる. 503
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2 地域社会 昭和二一年.8.22~12.26 1946/8/22~
1946/12/26
NHK,<炭坑へ送る夕>ラジオ放送.8.22石炭増産について(吉田茂),炭坑節変奏曲.8.29炭坑ニュース,石炭増産隘路を突破するには,石炭の話,市丸炭坑へ行く.9.5炭坑の民主化に就て,石炭結婚式.9.26鉄道輸送と石炭(伊能茂次郎).10.3炭坑の労働争議に就て.10.31九州炭鉱復興祭に関して.11.7最近の石炭問題とその対策(菅禮之助).11.14石炭の増産対策に就て.11.21此の冬の石炭配給について(高橋哲).11.28炭坑生活の辛い事嬉しい事.12.5炭坑の給与制度は如何にあるべきか.12.19石炭増産国民運動について(木村小左衛門).12.26山へ送る感謝,激励. 686
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3 地域社会 昭和二二年.1.23~11.20 1947/1/23~
1947/11/20
NHK,<炭坑へ送る夕>ラジオ放送.1.23忠隈音頭.3.6石炭復興会議と労働者の立場(松本武雄),石炭復興会議の使命(木内卯郎).3.20炭坑従業者の賃銀問題解決に際して(石井光次郎).3.27炭坑を援けるもの,炭鉱の小父さんたちはどんな生活をしているのですか,炭鉱の小父さんたちへのお手紙(祖谷第六国民学校児童).5.8石炭増産の条件.5.29石炭功労者表彰式実況.6.12録音~石炭増産推進委員会にて~.新炭坑の歌.6.19炭鉱の文化.7.10炭鉱安全週間を終って(川上為治ほか).11.20炭坑の食糧と生活物資(戸引達). 686
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4 全国石炭関係 昭和二二年.10.10 1947/10/10 炭協第5回大会開催,炭鉱国管,24時間制実施,石炭復興会議の脱退および給与に関する新要求を議題とする.10.12改組問題を否決,武藤副議長(炭連)は提案者日本炭鉱労組連合・日本鉱山労組同盟を代表し炭協脱退宣言.この結果勢力分野は炭協系16万1427人,炭労系17万7862人,態度不明5万4501人に変わる.11.11~13炭協第6回大会,単一改組を決定. 209
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5 全国石炭関係 昭和二二年.10.30 1947/10/30 炭協脱退派,日本炭礦労働組合同盟(炭労)結成大会挙行,賃金要求および石炭復興会議は新しい形で再建することなどを決定,会長武藤武雄(常磐). 209
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6 企業・労働・災害(明治21~) 昭和二三年.3.24 1948/3/24 九州各地区の主要鉱山に併置している26ヵ所の技能鉱員養成所が大同団結,新たに技能鉱員養成所連盟を設立. 554
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7 全国石炭関係 昭和二三年.6.17~20 1948/6/17~
1948/6/20
炭労第5回全国大会,会長武藤武雄(常磐),書記長重枝琢巳を選出. 209/315
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8 地域社会 昭和二三年.9.1 1948/9/1 全九州労働組合会議(全九労),西日本新聞社講堂で結成,福労協,宮崎労協など九州大手の労協を結集. 8
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9 全国石炭関係 昭和二三年.9.7~12 1948/9/7~
1948/9/12
炭労第1回臨時大会,退職金問題で福岡炭連の分離脱退が懸念されたが,回避される. 209/315
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10 企業・労働・災害(明治21~) 昭和二三年.11.14 1948/11/14 炭砿福利協会・全国石炭復興会議主催,全国炭鉱雄弁大会を三井田川で開催. 554
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11 全国石炭関係 昭和二三年.12.20 1948/12/20 G・H・Qヘブラー労働課長,炭労・電産などのストに対し警告を発し,スト権喪失をほのめかす. 8
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12 全国石炭関係 昭和二四年.1.18 1949/1/18 福岡において炭労・全石炭統一懇談会開催,北海道・佐賀で同様の気運盛上がる.2.9全石炭・炭労に無条件合同を申込まれ,3.18~20全石炭第六回臨時大会で炭労への〝裸合同〟を決定. 209
ページ】: 472
13 全国石炭関係 昭和二四年.3.17 1949/3/17 炭労第3回臨時大会,全労連の赤色労働組合主義を批判して一応脱退.以後主要各労組の脱退相次ぐ. 209
ページ】: 474
14 全国石炭関係 昭和二四年.3.20 1949/3/20 全石炭と炭鉱協解体,炭労に参加,再び戦線統一. 266/315
ページ】: 474
15 地域社会 昭和二四年.4.1 1949/4/1 田川市,日本医療団福岡支部田川病院の施設を継承し市立田川病院を設置,国民健康保険直営診療施設田川市立病院と改称. 295
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16 地域社会 昭和二四年.5.18 1949/5/18 天皇九州巡幸,八幡で第一夜を迎えられる.5.20筑豊巡幸,直方北小学校・田川市役所・三井中央グランド・庄内村公民館・飯塚市営グランドの各奉迎場,二瀬町の鉱害地を巡幸し住民の歓迎を受けられる. 8
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17 全国石炭関係 昭和二四年.11.15 1949/11/15 炭労第4回臨時大会,自由世界労連・炭鉱労組世界連盟への加入を決定. 209
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18 全国石炭関係 昭和二四年.11.18 1949/11/18 炭労第4回臨時大会で国内労働戦線統一問題について方針の相違により日鉱系労組退場. 115
ページ】: 480
19 地域社会 昭和二五年.3.21 1950/3/21 県立公園条例により,筑豊公園・大宰府公園・筑後川公園・矢部川公園を指定. 223
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20 全国石炭関係 昭和二五年.4.15~21 1950/4/15~
1950/4/21
炭労,単一結成大会で総評への加入を決定.委員長武藤武雄,事務局長小椿春三(三井田川). 276/315
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21 地域社会 昭和二五年.6.1 1950/6/1 福岡県社会保険協会,医療施設に恵まれぬ中小炭鉱従業員のため社会保険病院の開設に着手,社会保険金田診療所開設. 83
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22 地域社会 昭和二五年.6.27 1950/6/27 NHK,<炭坑ブギ>ラジオ放送. 686
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23 地域社会 昭和二五年.7.29 1950/7/29 英彦山,求菩提山・耶馬渓・日田・万年山・杖立地域と共に,耶馬・日田・英彦山国定公園に指定.
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24 地域社会 昭和二五年.9.9 1950/9/9 NHK,なつかしのメロディー新炭坑節(新民謡,畑山逸雄作詞)ラジオ放送. 686
ページ】: 487
25 全国石炭関係 昭和二五年.10.9~10 1950/10/9~
1950/10/10
炭労,中央委員会において〝赤追放(レッド・パーヂ)〟に反対の基本方針と全鉱との共闘を決定. 209/315
ページ】: 486
26 地域社会 昭和二五年.10.20 1950/10/20 田川市,はじめて炭都祭をレクリエーション大会をかね2日間にわたり開催. 8
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27 全国石炭関係 昭和二五年.11.30 1950/11/30 三井・三菱・住友の各労組により,炭労中央三社共闘連絡会設置. 115
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28 全国石炭関係 昭和二六年.5.27~6.2 1951/5/27~
1951/6/2
炭労第2回定期大会で中央の統制権を強化する組織改革のための規約を改正,これにより各支部は中央の統制下にあることを明文化. 209
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29 地域社会 昭和二六年.10.1 1951/10/1 田川市など社会福祉事業法にもとづき福祉事務所を設置. 295
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30 地域社会 昭和二六年.10.10 1951/10/10 田川市立図書館,新築開館式を挙行. 8
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31 全国石炭関係 昭和二七年.2.20 1952/2/20 炭労中央委員会,主婦対策を決定.3.14~15炭労,全国炭鉱の主婦代表を招いて炭鉱主婦協議会準備会を開催.9.11~12すでに結成および準備中の各鉱の炭婦協代表36人参集し日本炭鉱主婦協議会(炭婦協)結成大会開催,主婦8万4300人を組織,会長野仲はつ(日鉄二瀬)副会長多島光子(太平洋). 209/315
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32 全国石炭関係 昭和二七年.3.31 1952/3/31 総評・労闘合同会議を開き,破防法および労働法改悪等の阻止運動方針を決定.4.12破防法反対第1波24時間スト,炭労・全鉱不参加.4.18第2波24時間スト,時限スト,職場大会を含め110万人参加,これより炭労参加,5.21破防法案撤回をめぐり総評内部で意見対立.6.7第3波スト,炭労・電産を中心に実施を予定したが炭労延期.6.17第3波2段スト,電産・炭労を中心に実施,炭労24時間ストを1方1時間のストに変更,職場大会が主体となり参加人員51万.6.20第4波スト,参加15万人,職場大会などを含め参加総人員27万人,労闘最後の抗議ストとなる. 209
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33 全国石炭関係 昭和二七年.4.23~27 1952/4/23~
1952/4/27
炭労臨時大会を開催.12日の労闘スト回避をめぐり論議紛糾.4.25執行部不信任動議を福岡地本・三菱・日炭・日鉄・明治・貝島系各支部・北海道夕張・赤平等各支部が中心となって提出,141対93で不信任動議成立.4.26田中章(三井砂川)を委員長とする新執行部選出,スト自重派は退陣. 209/315
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34 全国石炭関係 昭和二七年.5.24~31 1952/5/24~
1952/5/31
炭労第5回大会,再軍備反対・中立講和・安保条約反対の選挙綱領を制定. 209
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35 地域社会 昭和二七年.6.10 1952/6/10 NHK,<新々炭坑節>ラジオ放送. 686
ページ】: 503
36 全国石炭関係 昭和二七年.6.15 1952/6/15 三井鉱山の江の島における従業員特別講習会に参加した美唄の労組員に対し,労組は除名を決議.これにより被除名者・労組・会社間で訴訟が争われる.炭労訴訟を支援('54.5.18事業防衛委員会規則廃止,防衛運動に終止符をうつ.'55.11.1和解成立). 208
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37 全国石炭関係 昭和二七年.9.6 1952/9/6 炭労,炭鉱労働者政治研究会を結成,政治団体としての確認交付をうける. 307
ページ】: 502
38 全国石炭関係 昭和二七年.9.- 1952/9 炭労スト開始前全国貯炭268万7300t,大口工場貯炭374万5400t,その他工場貯炭100万t,計743万1800t. 209
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39 全国石炭関係 昭和二七年.11.7~8 1952/11/7~
1952/11/8
総評,地評代表者会議を開催,孤立化した炭労・電産スト支持のため共闘会議の結成促進・資金カンパ・食糧供出運動などの支援策を決定(国内資金カンパ5億8990万円にのぼる). 209
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40 地域社会 この年 1952 ▷嘉穂郡頴田村に筑豊レクリエーションセンターを設置と決定着工. 72
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41 生産・流通(明治21~) この年 1952 *第3四半期における長期炭労スト発生で衰微の一途をたどっていた水洗炭業者は生気をとりもどし'51年の石炭ブームに迫る程の景気を示す. 294
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