筑豊石炭礦業史年表

キーワード:第7群災害
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No 年表種別 年月日表記 西暦 できごと 備考
1 企業・労働・災害(明治21~) 昭和二年.3.14 1927/3/14 宮尾炭坑(田川郡),ガス爆発.死者20人,重軽傷者20人. 155
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2 地域社会 昭和二年.6.26 1927/6/26 田川郡伊田町で鉱害被害者大会開催.三井田川に対し抗議運動を起す.11.14三井田川,陥没補償事務の進捗を計るため,伊田町番田橋補修事務所内に庶務出張所を設ける. 451/530
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3 地域社会 昭和二年.7.- 1927/7 田川郡後藤寺町大籔地区民は三井田川を相手として3万2000円の鉱害による損害賠償を要求して訴訟中であったが,鑑定人の申請に要する予約金1500円の調達に苦しみ,示談を申出て訴訟を取下げ,炭坑側酒肴料若干を贈与し,将来の鉱害について要求しない念書を徴し,5年余にわたる係争の妥結をみる.所謂,大籔事件. 143
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4 企業・労働・災害(明治21~) 昭和二年.11.30 1927/11/30 三井田川第三坑でボタ落下のため,エンドレスロープ跳ね上り電球破損しガス爆発.死者2人,重軽傷者18人.この対策として電球保護器を使用,'29年には全山に普及. 502
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5 企業・労働・災害(明治21~) 昭和三年.6.15 1928/6/15 三井田川第三坑,長さ18間高さ車道面より37尺,田川三尺層に達する大高落(おおたかおとし)をおこし復旧完了まで9日間を要する. 502
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6 企業・労働・災害(明治21~) 昭和三年.9.25 1928/9/25 三井田川,第二坑で人車が降下中第一門に衝突.重軽傷者22人.9.26第二坑人車に照明燈を取付ける. 502
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7 企業・労働・災害(明治21~) この年 1928 ▷三井田川,伊田町・後藤寺町・金川村・大任村の鉱区内4ヵ町村の鉱害被害田畑に対し稲作174町歩につき反当たり1石~1.2石,麦作20町に反当たり4円~4円40銭,紫雲英2町7反に反当たり10円~20円,そら豆7町1反に対し3円~32円,野菜類13町4反につき15円~150円を補償. 636
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8 企業・労働・災害(明治21~) 昭和五年.2.8 1930/2/8 三井田川第二坑,ガス燃焼.死者2人. 502
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9 地域社会 昭和六年.8.17 1931/8/17 田川郡伊田町の住民,三井田川の鉱害被害家屋433棟の賠償を要求,炭鉱側復旧費,修繕見舞金を支出. 143
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10 地域社会 昭和七年.1.8 1932/1/8 福岡県田川郡金川村吉田地区の小作人約200人,金田町の地主の土地返還訴訟に対し,全農福佐連合会の指導のもとに他地区の応援を求めて地主と交渉中,警官の解散命令に反発して地主宅を襲撃.1.9,93人検挙される(いわゆる友清事件). 606/451
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