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解題・説明
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「引馬文庫」「画図記」朱印あり
天保9年(1838)4月に羽倉外記用九が謄写した三宅島の絵図。三宅島は東京の南約200km、伊豆半島の東方に位置する。伊豆七島の一つで、大島の東側にある。直径約9kmの円形をなし、面積55.1平方kmの火山島。雄山(813.9m)は、島の中央部にあって、周辺にはいくつもの噴火口があり、水蒸気が噴出する。島の周囲は玄武岩質の溶岩崖と黒い砂浜からなる。絵図では、海岸に突き出た岩に名前がそれぞれ付けられていたのがわかる。島から西には大島・利島・新島・式根島・神津島,南には御倉島・八丈小島が見える。
島の沿岸づたいに道があり、坪田村から伊ヶ谷村・阿古村にむけての道が島の中央を走っている。島内は、坪田村・神着村・伊豆村・伊ヶ谷村・阿古村の五つの集落からなる。島の中央には、寛永・正徳・宝暦・文化・天保期の焼穴、天保六年九月二十日の山焼押し出しの跡が描かれており、有史以前から爆発を繰り返してきた三宅島の歴史を垣間見ることができる。
----参考文献(リンクは東京都立大学OPACに移動します) 『角川日本地名大辞典』13、東京都(角川書店、1978年) https://opactmu.lib.tmu.ac.jp/iwjs0013opc/BB00229573
----解説 福田千鶴 先生 旧東京都立大学 助教授(当時)
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