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八千代三万年の足跡
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市制施行50周年記念事業として、八千代市立郷土博物館が実施した、平成29年度第3回企画展「八千代三万年の足跡」の展示解説書です。八千代市の歴史の一端を知る解説書としても利用いただけるよう作成したものです。
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墨書土器
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墨書土器(ぼくしょどき)とは、主に奈良・平安時代に当時の人々が土器に墨(すみ)で文字・記号・絵画などを書いたものです。八千代市内では3千点を越える墨書土器が出土しており、その中で上谷遺跡(かみやいせき)・白幡前(しらはたまえ)遺跡・北海道(ほっかいどう)遺跡・権現後(ごんげんうしろ)遺跡から出土した12点の特に貴重な墨書土器を、市の指定文化財としています。「上谷遺跡をはじめ新川流域(しんかわりゅういき)出土の祭祀(さいし)関連墨書土器群」と名付けています。長寿(ちょうじゅ)や病気平癒(びょうきへいゆ)を祈(いの)る文を書いたものと推定され、他に地名・人名などが書かれた歴史上重要なものです。この12点を画像で見ることができます。
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絵図
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市内に残る江戸時代の絵図7点の画像を見ることができます。 「下総国印旛沼御普請堀割絵図(しもうさのくにいんばぬまごふしんほりわりえず)」は、安永(あんえい)・天明(てんめい)期(1780年頃)に作成されたと考えられる印旛沼周辺の広域図です。 また、八千代市域は、江戸時代には25の村に分かれており、このうち、神野(かの)・米本(よなもと)・桑橋(そうのはし)・麦丸(むぎまる)・桑納(かんのう)5箇村の村絵図6葉(よう)(桑橋は2葉)を郷土博物館で保管しています。江戸時代のそれぞれの村の様子を伝えてくれる、貴重な歴史資料です。
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