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県全域にわたる明治時代の県地誌としては、明治六年(一八七三)に石鉄県が編集した『伊予国地理図誌稿』一五冊がある。宇摩・新居・周布・桑村・越智・野間・風早・和気・温泉郡の伊予国の東半分の地誌が残っている。各町村別に境域・田畑面積・戸口・舟車数・牛馬数・物産・山川池・社寺などを記載し、所々に詳細な景観図が挿入されている。 (「愛媛県史 地誌Ⅱ」より)

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地理図誌稿 14 年不詳 公文書
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