目次
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通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世
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第3章 幕府直轄下の箱館
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第5節 幕府の生産・流通統制
運上屋を会所に
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こうして新たな商人を御用聞として上から把握して、流通の拠点となる要港をおさえ、同時に
蝦夷地
各場所では、旧来
場所請負人
の場所経営の中心となっていた
運上屋
を
会所
と改め、幕吏を在勤させ、これまでの
運上屋
の機能のほかに、公務をも執行する出張役所としての性格をもたせた。そして各地の建物は、ほとんど建て替えられ、その周囲には旅宿所をはじめ倉庫、作事小屋、番屋などが数多く増築された。