目次
/
通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世
/
第4章 松前家復領と箱館
/
第7節 宗教・教育・文化
/
1 宗教
高田屋の不動院
537 / 706ページ
高田屋嘉兵衛
が信仰して、堂を再建した山ノ上新町の不動院は、もと
神明社
の修験が奉祀したもので、嘉兵衛は、わざわざ伊勢松阪から秀音という台密の僧を招いて別当とした。しかし闕(けつ)所のとき取払われ、本尊は松阪の来迎寺に移した。秀音は天保4年に没し墓は
称名寺
にある。