目次
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通説編第1巻 第3編 古代・中世・近世
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第5章 箱館開港
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第12節 鉱業及び工業
瓦
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瓦の製造は、すでに弘化4(1847)年、能登国珠州郡の人
金子利吉
が
箱館
に来て、茂辺地で瓦焼きを始めたが、安政4四年亀田村字船揚野に移転して良品を製造したといわれている。また陶工
岩次
も文久元年官金500両を借り、茂辺地村で煉瓦を製造し、のち屋根瓦も焼き、瓦1枚について銭5文の冥加をもって返納するはずであったが、その成績は不良に終ったようである。