大正十四年の函館局電話番号簿によると、市内の通話料は五銭、桔梗へは一〇銭と定められていた。
この番号簿に新しく登場してくるのは、亀田村役場や第二附属小(現亀田小)などであるが、加入数は次のとおりである。
○五稜郭駅前 一 ○亀田村字三角 一
○亀田村有川通 四 ○亀田村字大川通 二
○亀田村字陣屋通 一 ○亀田村字大谷地 二
○亀田村字村内 一六 ○亀田村字札幌通 三
○亀田村字赤川通 一 ○亀田村字田家 三
○亀田村字湯の川通 六 計四〇
現在も変らない電話番号は亀田小学校の旧三三七〇が(41)三三七〇である。