二、汐首郵便局

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汐首郵便局

大正 五、一二、二一 渡島国亀田郡戸井村大字小安村字汐首番外地に汐首郵便局が設置され、為替、貯金、保険、郵便事務が取扱われた。
大正 八、一二 一二 局舎を字汐首二七番地に移転(現在地)、地番改正により六九番地となる。
大正 九、 三、三一 電信事務取扱い開始。
昭和 四、一〇、二一 電話事務取扱い開始。
昭和一三、 六、 六 電話交換事務取扱い開始。
昭和二〇、 七、一四 太平洋戦争の終末近く、アメリカ艦載機グラマンの空襲により、二〇K爆弾が投下され、付近民家から火災が発生、民家五、六戸と共に局舎が全焼した。局舎新築までの期間、〓米谷の漁家倉庫を借用、仮局舎として郵便局業務を行なった。
昭和二三、 七、三〇 現局舎を新築。汐首六九番地。
昭和三九、 二、二八 電通合理化により電話交換事務が廃止され、定員五名から四名となった。
昭和四二、 三、二〇 電通合理化のため電報配達事務が廃止され、定員四名から二名(現定員)となった。
 
歴代郵便局長
  初代局長 益子  済   自、大正 五、一二、二一
               至、大正 八、一一、 五
  二代局長 松田 富三郎  自、大正 八、一一、 五
               至、昭和 九、 八、一八
  三代局長 佐々木 昇   自、昭和 九、 八、一八
               至、昭和四三、 一、一六
  四代局長 佐々木 斉   自、昭和四三、 一、一六
               現在
 
汐首郵便局の業務内容と実績
  取扱い事務
    為替、貯金、保険、郵便、電信電話
  汐首郵便局の享便戸数は、汐首一一〇戸に瀬田来と釜谷の一部を含む計一三〇戸を数えているが、汐首、小安の両郵便局は無集配特定郵便局であるため配達業務は行なわず、従って瀬田来、汐首地域は戸井郵便局の取扱いとされ、釜谷、小安地域は函館市石崎郵便局の配達扱いが行なわれている。
  汐首郵便局は定員二名にすぎないが、昭和四五年八月六日、窓口会計器が配置され、事務のスピードアップ化が促進されている。
 
為替貯金業務実績
  昭和四一年度  八、三八三件
  昭和四五年度  七、九一四件