目次
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第十編 社会・厚生
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第二章 保健衛生
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第一節 江戸・明治・大正時代の保健
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三 大正時代の保健衛生
椴法華病院の焼失
1013 ~ 1014 / 1354ページ
大正十二年五月二日、島
泊
に発生した
大火
により三十戸を焼失する。この時焼失した建物の中には
椴法華
村の虎の子ともいうべき
椴法華
病院が含まれており、村民はもちろん古部住民その他近隣の人々を大いに心配させる。古老の語るところによれば、直ちに付近に仮病院が開設され、残された医薬品と函館から購入した医療器具、薬品その他近隣町村からの寄付により診療がはじめられたといわれている。