目次
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第十二編 災害
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第三章 海難事故
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第一節 江戸時代の海難事故
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一 江戸時代の海難
高田屋貞宝丸の破船
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文化六年(一八〇九)九月二十七日、
高田屋嘉兵衛
持船貞宝丸、千二百石積、十六人乗りは、
根室
揚所より、鱈、鱈粕を積み
箱館
に向け航行中、恵山沖で大時化にあい、
臼尻
領字ホンヘツ沖で破船となり九人溺死する。
(松前浦證文並海難聞取書)