目次
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第十二編 災害
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第三章 海難事故
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第一節 江戸時代の海難事故
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一 江戸時代の海難
開運丸二ツ岩の破船
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安政六年(一八五九)三月一日、
箱館
大町
長兵衛所有の開運丸百六石壱斗三舛四合積、五人乗組(二人乗・その他増水主三人)は
臼尻
へ向け航行中、大時化にあい、
椴法華
村字二ツ岩で破船となる。この時、船頭他二名の都合三名は水死し、積荷の越後玄米百二十俵・越後酒十五樽・津軽味噌、その他を失う。(安政六年正月至六月諸書付)