目次
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第七編 産業
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第二章 林業
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第一節 郷土の森林
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造林功労
小川幸一郎
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茅部
郡
臼尻
村大字
臼尻
字
臼尻
五十一番地
幸松の子にして前記
小川幸吉
の孫なり。現今函館区
谷地頭
町に居住す。
父祖の遺業を継ぎ漁業及農林業に精励し、殊に植樹は嗣子幸五郎と共に増殖を図り、一面村民を勧誘せり。
今や其所有林か模範林を以て目せらるゝに至りしは亡祖父の率先植栽せしによると雖も亦幸一郎か保護の功績に俟つへきもの大なり。現今同家の植樹数は十二萬餘本に達し其中樹齢に達し用材に適するもの七萬餘本あり。