目次
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第八編 交通運輸
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第二章 海上運輸
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第二節 定期航路
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明治の海運
〔明治の海運〕
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明治に入り陸路の開削は折々に進められたが、海路は従来同様、重要な交通の担い手であった。
徳田屋和兵衛の略伝によれば、明治七年、大阪の
昆布
買積みの船が初めての浜買い船として
川汲
の澗に来航した。
北前船
と呼ばれた五、六百石積みの弁財船の時代は、明治二〇年代まで続いていく。
町内の神社などの船絵馬には、明治一四、五年には西洋の帆船が描かれたものが奉納されるようになる。