目次
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第一一編 災害
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第一章 風水害
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第二節 風水害
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熊泊鉱山大雪崩(なだれ)事故
古武井鉱山雪崩事故
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熊
泊
鉱山崩壊事故の前年、明治四一年三月八日に熊
泊
の近在、現恵山町
古武井
川上流の鉱山で、大雪のため鉱山の住宅が圧し潰される大事故があった。
尻岸内
町史によると双股と旧山の二か所に大雪崩が発生し、朝田鉱山労務者の住宅一八戸を圧し潰し、加えて火災を起こした。
雪崩で死亡したもの、火災で怪我するものなど、男一一人、女一八人、計二九名死亡、重傷者四人、焼失面積一二四坪、馬二頭焼死という大惨事であった。
この事故につづく翌年の熊
泊
鉱山の同じような大惨事は、関係者に大衝撃を与えた。