昭和三四年、地域住民の自主的な任意団体として、南茅部町社会福祉協議会(以下社協)が創立された。
以来、社協は地域住民の福祉増進を目的として自主的な活動を開始した。
町役場民生課時代から町民課がその窓口となり、諸活動の推進を担当した。のち、昭和四八年、福祉課が新設され、町民の福祉は一層きめ細かな対応をすすめることができた。
昭和五二年一〇月二二日、社会福祉法人として厚生大臣の設立認可をうけ、初代事務局長に小板幸雄(大正八生)が就任した。
はじめ福祉課に同席したが、まもなく福祉センターに独立した事務所をもった。
社協の自主運営には町民の参加協力による自己財源が必要である。一戸当り年額六〇〇円の会費制とし、町内会、婦人会などの啓発協力によって会員登録制がすすめられ、運営されることになった。
古部 六二戸 木直 二九六戸 尾札部 四六八戸
川汲 二九三戸 安浦 一五九戸 臼尻豊崎 四一六戸
大船 二〇〇戸 磯谷 六一戸
計 一、九五五戸 (昭和五五年度末)
町内の人々から入学・誕生・見舞返し・香典返しや寒修行の益金、民謡等事業の一部益金、バザーの益金、新築祝いの一部など、善意の浄財が毎年寄せられている。
町内の社会福祉団体
町内会八 婦人団体七 保護司会一 老人クラブ一 母子会一 心身障害者団体一 民協一七