平賀氏墓地五輪塔 ひらがしぼちごりんとう

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 (県史跡)
所在地 東広島市高屋町高屋堀
年 代 不明
形 状 花崗岩 高さ一一二cm ヨコ三五cm タテ三五cm
銘 文 無銘
概 要 平賀氏墓地平賀氏の菩提寺であった明道寺跡にある。
 多くの宝篋印塔五輪塔などがあるが、この中で葬主のわかるのは「真岳」の法名を刻んだ平賀弘保(十五代)と「天巌」の法名を刻んだ平賀隆宗(十七代)の2墓のみである。
 どちらも宝篋印塔で、墓地の西側にある。そしてこの墓地の前面の畠は平賀氏の初期の居館ではなかったかと言われている。昭和四十四年(1969)県史跡指定。
 本五輪塔は墓地の西にあり、初期の五輪塔の形式をとどめていて貴重である。
            (用語解説 平賀氏 参照のこと)

墓地五輪塔全景


[平賀氏墓地五輪塔]