年 代 不明
形 状 花崗岩 高さ二六cm ヨコ五〇cm タテ四六cm
概 要 これは堀ごたつの特殊な形式である。通常は堀ごたつを設置する場所を決めて床板を切り、赤土を固めて仕切りを造って中に灰を詰めて、灰の中に火の付いた炭を入れて木製の櫓を置き、こたつ布団を掛けて暖をとる。夏には不要なので、こたつのあった所を畳でふさぐ。
この旧木原家住宅のこたつは石のブロックを刳り抜いて中に灰を入れる構造になっている。
赤土の仕切りは長く使っていると傷むので修理が必要であるが、本遺物はその心配はないが高価につくので庶民には使えない。
豪商木原家らしい調度品であるが、一部破損している。
旧木原家住宅 全景
[旧木原家住宅石こたつ]