(5)古くからのこるたてもの

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東広島市に古くからのこるたてものを調べてみよう。

 東広島市には,古くからのこるたてものがたくさんあります。
 その中で,高屋町の白市にある「旧木原家住宅」は,今から約350年前に,たてられてた家です。
 「旧木原家住宅」を調べてみましょう。
 
旧木原家住宅

 木原家は,お酒や塩をつくって,それを売って商売していたそうよ。
 りっぱな家だね。中はどうなっているのかな。

旧木原家住宅のなか

・ざしきでは,お客さんをもてなしていました。
・店や中の間(なかのま)では,商売の話をしていました。
・次の間(つぎのま)や台所では,食事をしたり,くつろいだりしていました。
・高間(たかま)には,食器などを置いていました。
・なんどは,寝るところです。


 入り口を入ると,そこは土間になっています。土間というのは,土のゆかのことです。
 そこには,料理をするかまどもあります。


 ざしきは,お客さんをもてなすところなので,きれいにたたみをはってあり,床の間もあります。
 お客さんが来たときには,床の間には,お花やかけじくをかざり,おいしい食事を出しました。
 なんどは,寝るところなので,まどもありません。
 板の上にわらをしき,その上にぬのを置いてしきぶとんにして,ねたそうです。


東広島市にある,ほかの古くから残るたてものも調べたいね。