③オオサンショウウオがピンチ?
のん太がせん門家の清水先生とはなしていると、オオサンショウウオが話しはじめました。
やあ。ぼくはオオサンショウウオの「オト丸」だよ。東広島市立豊栄(とよさか)小学校のスクールキャラクターなんだ。
オオサンショウウオのことを調べてくれてありがとう。
きょうみをもってくれてうれしいよ。
【資料】オオサンショウウオのキャラクター「オト丸」
(出典:山﨑大海氏提供、以下同じ)
これから、ぼくのことについてもっとくわしくしょうかいするから、なんでもしつ問してね。
清水先生は、オオサンショウウオの数がへっていることを心配していました。
オオサンショウウオはどこに生息(せいそく)しているのでしょうか?
ぼくがくらしているところを赤い色でぬってみたよ。
どんなところに住んでいるかな。
【資料】オオサンショウウオの分布図(ぶんぷず)
(出典:広島市安佐動物公園提供)
もしぼくを見つけても、勝手にさわったりつかまえたりしないでね。
法律で禁止(きんし)されているよ。
こんなに大事にされているのに、数がへっているんだぁ。
オオサンショウウオは今では数がへってきていて、絶滅(ぜつめつ)が心配されています。
なぜオオサンショウウオの数がへってきているのでしょうか?
ぼくたちは、ふだんはキレイな川に住んでいて、石と石のすきまや土手を隠れ家(かくれが)にしているよ。
繁殖(はんしょく)の季節になると、川を登って、川岸のあなを巣穴(すあな)にするんだ。
だから、一生のうちに、なんども川を登ったり下ったりするんだよ。
オオサンショウウオのくらしと数がへっていることには、どんな関係があるんだろう?
のん太は、もう一度近くの川に行ってみました。
オオサンショウウオが住めない理由を考えてみましょう。
④へ
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