凡例

一、『新編弘前市史』通史編は全五巻で構成し、本巻はその第一巻のうち、自然・原始の分野を収めた。

一、本巻では、弘前市を取り巻く自然環境および先史時代を記述した。

一、本文の記述は、原則として常用漢字および現代かなづかいを用いた。ただし、固有名詞・人名・地名および特殊な用語については、この限りではない。

一、固有名詞・人名・地名・歴史用語などのうち、難読なものや誤読のおそれのあるものには適宜ふりがなを付した。また、本文中の敬称は原則として省略した。

一、年号は、原則として和年号を用い、( )の中に西暦年を併記した。ただし、第一章については必要に応じて西暦年を用いた。

一、年月日の表示については、明治五年十二月二日までは太陰暦を、それ以降は太陽暦を用いた。

一、本文を記述するにあたり、注記および引用・参考文献などは該当の個所に注番号を傍注し、各節の末尾に一括して掲載した。ただし、第一章第一節から第五節までは、本文中の( )内に略語でもって示し、各節の末尾に一括して掲載した。

一、『新編弘前市史』資料編の参照箇所の表示については次の略語をもって示した。

  『新編弘前市史』資料編1-1(考古編)…………………(資1・ページ数)

                          (資1・図版番号)

一、本書に掲載されている考古学上の遺物について、所蔵が明記されていないものは弘前市教育委員会の所蔵である。

一、本書の執筆分担は次のとおりである。

 第一章 第一節~第三節…山口義伸   第四節…古川克彦   第五節……………鎌田耕太郎   第六節…二部濱男

 第二章 第一節~第四節…村越潔

年表 津軽地方の気象特性と災害・津軽地方災害年表…二部濱男   考古学史年表村越潔