目次
/
新編弘前市史 通史編3(近世2)
/
第8章 藩政期の文化
/
第一節 学芸の隆盛
/
二 藩校
稽古館暦
594 ~ 594 / 767ページ
稽古館
では暦も作成された。
江戸
において、天文方山路弥左衛門について暦学を学んだ小司山崎図書に作らせていた略歴が、寛政十年八月以降
学校
で作られるようになった。これが
稽古館暦
の初めである。寛政の改暦を行い、当時
江戸
で名を馳せていた天文方高橋至時(よしとき)のもとで天文暦学を修めて帰ってきた天文学学頭の
竹内甚左衛門
、数学学頭の
中田勇蔵
らに引き継がれ、以後、明治三年まで継続して暦が作られた。
図166.
稽古館暦