目次
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新編弘前市史 通史編3(近世2)
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第8章 藩政期の文化
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第三節 宗教と信仰
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二 寺院
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(六)曹洞宗の寺院
慈雲院
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慈雲院
(じうんいん)は、浅瀬石村(現黒石市)に
長勝寺
一二世蛇鷹を開山に創建された。
長勝寺構
の中に移ってから、破損と無住のため廃寺となったが(資料近世2No.四〇五)、廃寺は酉年とあるところから、寛文九年(一六六九)のこととみられる。後に建立される黄檗宗
慈雲院
(現廃寺、市内新寺町)は、この古跡の復興として認められた。