目次
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新編弘前市史 通史編4(近・現代1)
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第3章 大正期の弘前
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第三節 商工業の近代化
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二 主要企業の動向
弘前電灯会社
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大正
十四年時点での弘前
電灯会社
の資本金は三〇〇万円で、払込資本金は二五〇万円である。同社は、弘前市をはじめ、中津軽、南津軽、北津軽、西津軽の諸郡に
電力
を供給していた。同社の経営は好調で、
大正
十三年には一割三分の配当を行った。同社の発電所は板留、温湯、沖浦の三ヵ所があり、二三一五キロワットの発電量であった。なお、
大正
十年の発電量は三二〇キロワットであった。このように、発電量は年々増加しており、その伸びは急激であった。