方言詩誌「芝生」創刊

837 ~ 837 / 965ページ
高木恭造方言詩集『まるめろ』の影響を強く受けた植木曜介(うえきようすけ)(資料近・現代2No.六六三)や一戸謙三らによって、方言詩誌「芝生(カガワラ)」(同前No.六五八)が創刊されたのは、昭和十年(一九三五)二月のことである。その創刊の背景には、むろん福士幸次郎地方主義運動(同前No.六五九)の影響が著しい。