目次
/
新編弘前市史 通史編5(近・現代2)
/
第八章 近現代弘前市の文化活動
/
第一節 文学活動
/
三 津軽の文学の新たな展開(昭和の文学)
/
(二)方言詩の成立
方言詩誌「芝生」創刊
837 ~ 837 / 965ページ
高木恭造
の
方言詩
集『まるめろ』の影響を強く受けた
植木曜介
(うえきようすけ)(資料近・現代2No.六六三)や一戸謙三らによって、
方言詩
誌「芝生(カガワラ)」(同前No.六五八)が創刊されたのは、昭和十年(一九三五)二月のことである。その創刊の背景には、むろん
福士幸次郎
の
地方主義運動
(同前No.六五九)の影響が著しい。