オリンピックやその他の国際大会とは異なるが、三浦雄一郎(みうらゆういちろう)の活躍も特筆に値すると思われる。青森市出身だが、弘前高等学校の卒業生という縁から、昭和四十五年五月、三浦雄一郎がエベレスト初のスキー滑降に成功(資料近・現代2No.七〇二)したこと、そして昭和五十年三月、三浦雄一郎の記録映画がアカデミー賞を受賞(同前No.七〇五)したことを付け加えておきたい。
なお、平成十五年三月、三浦は七十歳で世界最高峰であるエベレスト山に登り、エベレスト登頂最高年齢記録を樹立して、圧倒的な話題を呼んだ。