平成24年(2012)度

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114シーズン目

【協会】
・RWC2019組織員会が一般財団法人として本格活動した。
・坂田好弘氏(16キャップ)が51番目のラグビー殿堂入りを果たした。
・6月28日理事会で功労賞(劉義夫氏、成田陽二郎氏)、普及指導功労賞(木所正式氏)、普及活動優秀協会賞(茨城県、大分県、京都府、宮崎県)が決定した。
【代表】
欧州遠征で実力をつけ始めた
・2012年4~5月 HSBCアジア5ヶ国対抗、五連覇達成した。日本対カザフスタン87-0、日本対UAE106-3、日本韓国52-8、日本香港67-0
・2012年6月 IRBパシフィック・ネーションズカップ2012 日本フィジー19-25、日本トンガ20-24、日本サモア26-27 3戦3敗
・リポビタンDチャレンジ2012 JAPAN XV対フレンチ・バーバリアンズ 21-40、18-51の2敗。エディーHCは「この結果は今我々がどこにいるかの現実。ここから進んでいかなければいけない。2年後のターゲットがこういうチームに勝つことです」と総括した。
・2012年11月 欧州遠征 日本ルーマニア34-23、日本対グルジア25-22、JAPAN XV対バスク選抜 3-19、JAPAN XV対フレンチ・バーバリアンズ41-65 ルーマニアとグルジアのテストマッチには連勝したが、JAPAN XVで戦った2試合は負けたが実り多い欧州遠征だった。
【ルール】
・4月20日、U15ジュニアラグビー協議規則の改訂の他安全基準、服装規定を新設した。
・6月4日、IRB世界的試験実施ルールの通達があった。
・国体の選手登録数が35名から50名に変更された。
日本選手権】
 サントリー、三連覇 第50回日本選手権はサントリーサンゴリアスが36-20で神戸製鋼コベルコスティーラーズを破り三連覇を達成した。9年ぶりに決勝に進んだ神戸製鋼だが、サントリーは精度の高いアタックで勝負を決めた。
【トップリーグ2012-2013】
サントリー全勝優勝 8月31日開幕、16チームが参戦し、2プール2ステージ制を導入した。サントリーサンゴリアスは東芝をノートライ(19-3)に抑えて史上初の全勝優勝をした。東芝の粘り強いディフェンスに苦しんだが、WTB村田大志らが3トライを上げ、東芝にトライを許さない見事な戦いだった。MVPには2年連続でジョージ・スミス、新人賞は吉田康平(トヨタ)が選ばれた。
【大学】
帝京大4連覇 第49回全国大学選手権、帝京大が自在にボールを動かし筑波大を圧倒し、39対22で前人未踏の四連覇を達成した。優勝した帝京大、準決勝では早稲田大を38-10、一方筑波大東海大を28-26の僅差の勝利だった。優勝した帝京大の岩出監督は「チーム力が上がったからこそボールを動かしながらキープできるようになった」と話した。負けた筑波大の内田主将、「日本一をめざしたのに悔しい。帝京大は12月と接点の強さが違った」と語った。関東大学対抗戦Aは筑波大帝京大、明治大の3校が6勝1敗となり得失点差で1位筑波大、2位帝京大、3位明治大となった。リーグ戦1部は優勝東海大、2位流通経済大となった。関西は天理大が同志社大を32-29で破り優勝。九州は福岡工大が優勝。第63回全国地区対抗大会は9年ぶり福岡大が優勝。
【セブンズ】
・9月1日~2日 HSBCアジアセブンズシリーズ ボルネオ大会、決勝は香港と対戦し33-22で優勝した。
・9月 アジアパシフィック女子セブンズ 予選でオーストラリアを破る快挙、決勝はオーストアリアと対戦し17-36で敗れ準優勝となった。
・10月6日~7日 女子ワールドカップセブンズ2013アジア地区予選 3位決定戦17-7でカザフスタンを破りワールドカップセブンズ2013の出場権を得た。
・11月2日~3日 男子代表、香港を14-12で破りワールドカップセブンズ2013の出場権を獲得した。
・2013年3月30日~31日 男子HSBCアジアセブンズシリーズ 東京セブンズではシールドトーナメントで準優勝
【女子】
・5月19日 テストマッチ 日本香港 61-5
・12月2日 女子ラグビーワールドカップ2014フランス大会を控えて、アジア地区予選に向けたセレクションマッチとして女子三地域対抗試合を実施した。
【国際】
・6月ジュニアワールドトロフィー2012 アメリカ大会(ソルトレークシティ)に参加、3勝1敗
・7月11~13日 第5回世界学生セブンズトーナメント(フランス)男子はカップトーナメント5位、女子はカップトーナメント4位
【その他】
第92回全国高校大会は常翔学園が決勝で御所実業を17-14で破り優勝した。大阪工大高校から校名を変更して初めての優勝である。準決勝では常翔学園が57-0で国学院久我山を、また御所実業茗溪学園を48-17で退けた。/第5回U18東西対抗戦は64-7で西軍が勝利した。第43回全国高専大会は神戸市立工業高専が2年連続9回目の優勝。/2012年3月31日から4月7日、第13回全国高校選抜大会が熊谷で開催、優勝は東福岡、準優勝は石見智翠館となった。/岐阜県で開催された第67回国体、成年の部は三重県が広島県を41-21、少年の部では大阪府が福岡県を29-24で破りそれぞれ優勝した。第20回全国クラブ大会は六甲ファイティングブルが北海道バーバリアンズを49-0の完封に抑え優勝。