サントリー、神鋼との2年連続対決に決着
平成13年(2001)度 第39回日本選手権試合 | ||||||
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2002年2月3日 G:秩父宮ラグビー場 R:岩下真一 KO 14:00 | ||||||
サントリー | 28 | - | 17 | 神戸製鋼 | ||
1 | 長谷川 慎(中大) | 7 | 前 | 5 | 1 | 中道 紀和(同大) |
2 | 坂田 正彰(法大) | 21 | 後 | 12 | 2 | 弘津 英司(同大) |
3 | 元吉 和中(日大) | 3 | 清水 秀司(明大) | |||
4 | 早野 貴大(帝京大) | 1 | T | 1 | 4 | 小泉 和也(早大) |
5 | ジェーミー・ワシントン(ブリスベン工大) | 1 | G | 0 | 5 | ブレア・ラーセン(ロスミニ高) |
C6 | 大久保 直弥(法大) | 0 | PG | 0 | 6 | 小村 淳(明大) |
7 | 阮 申琦(明大) | 0 | DG | 0 | 7 | 冨岡 洋(明大) |
8 | 斉藤 祐也(明大) | 8 | 伊藤 剛臣(法大) | |||
9 | 田中 澄憲(明大) | 3 | T | 2 | 9 | 苑田 右二(法大) |
10 | 伊藤 宏明(明大) | 3 | G | 1 | 10 | アンドリュー・ミラー(テ・プケ高) |
11 | 栗原 徹(慶大) | 0 | PG | 0 | C11 | 増保 輝則(早大) |
12 | アルフレッド・ウルイナヤウ(オークランド工大) | 0 | DG | 0 | 12 | 元木 由記雄(明大) |
13 | 山口 大輔(明大) | 13 | 大畑 大介(京産大) | |||
14 | 吉田 尚史(専大) | 19 | 反 | 16 | 14 | 平尾 剛史(同大) |
15 | 小野澤 宏時(中大) | 15 | 八ッ橋 修身(天理大) | |||
交代【サ】アラマ・イエレミア(ビ大)⑫、永友洋司(明大)⑨、中村直人(同大)③、北川新三(関東学大)⑦、北條純一(日大)⑭ 【神】神本健司(近大)⑩、平田貴博(明大)③、川上利明(明大)⑥、ディーン・アングレッシー(タウマルヌイ高)⑦ | ||||||
前半13分、神鋼が大畑のトライで先行した。サントリーは16分、CTB山口のトライ(栗原ゴール)で7−5と逆転する。後半神鋼は5分に大畑がトライ、10分にも大畑がこの日3本目のトライ(平尾剛ゴール)で17−7とサントリーを突き放しにかかった。しかし土田監督が自信をもっていたスタミナがここから生きてくる。14分にSH田中のトライ(栗原ゴール)で14−17と肉迫したサントリーは20分、連続攻撃からWTB栗原が逆転のトライとゴールを決めて21−17とリードした。終盤にゴール前で神鋼の猛攻を耐えたサントリーが攻め返し、ロスタイムにラインアウトからFL大久保直弥が突進、ラックからSO伊藤が神鋼ディフェンスのギャップを突いてトライ(栗原ゴール)、ついに宿敵神鋼を28−17で倒して日本一の王座に就いた。サントリーでは逆転トライとゴールキックで貢献した新人栗原徹の活躍が光った。神鋼はSOミラーのケガが完治せず、わずか7分で退場したのが大きく響いた。