平成13年(2001)1月13日 平成12年(2000)度 第37回大学選手権決勝

国立競技場

○関東学大 42-15 法大

関東学大、法大を破り覇権奪還

平成12年(2000)度 第37回大学選手権決勝
2001年1月13日 G:国立競技場 R:下井真介 KO 14:00
関東学大 42 15 法大
C1 久富 雄一(④佐賀工) 17 7 1 神宮寺 徹(④日川高)
2 蔵  憲治(④鹿児島実) 25 8 2 吉澤 和也(④東京高)
3 山村  亮(①佐賀工) 3 池谷 陽輔(③崇徳高)
4 堀田  亘(④延岡東高) 3 T 1 4 浅野 良太(③本郷高)
5 北川 俊澄(②伏見工) 1 G 1 5 平塚 純司(④秋田工)
6 若松 大志(④錦江湾高) 0 PG 0 6 神山 卓大(②久我山高)
7 米元 勇一郎(④明大中野) 0 DG 0 7 佐藤 幹夫(③法政二高)
8 山口 智史(③佐賀工) C8 渡邊 庸介(④西陵商)
9 春口  翼(③関東学院) 3 T 1 9 麻田 一平(②大工大高)
10 今村 友基(③伏見工) 2 G 0 10 乗本 賢吾(③啓光学園)
11 水野 弘貴(①東山高) 1 PG 1 11 斉藤  敦(③法政二高)
12 荒牧  親(③佐賀工) 0 DG 0 12 赤沼 源太(③法政二高)
13 水田 雄也(④清真学園) 13 渡辺 哲也(③法政一高)
14 三宅  敬(②伏見工) 7 13 14 栗原  聖(④本郷高)
15 角濱 嘉彦(③東山高) 15 矢澤 康介(④目黒高)
交代【関】山本貢(①新田高)② 【法】藤井大輔(④報徳学園)⑫、小滝徹(③作新学院)⑭、水山尚範(①報徳学園)②

 関東学大は早大同大に勝っての決勝進出、一方の法大帝京大慶大に15−13で競り勝っての進出であった。前半5分関東学大はラックからSH春口が飛び込んで先制する。25分連続攻撃からCTB水田がトライ、29分にはラインアウトからブラインドのHO蔵にパスを通してトライ、法大を前半終了間際のSH麻田のトライ1つに抑えて17−7とリードした。後半早々関東学大は1分SO今村のゴロパントをWTB水野が押さえてトライ、3分にはカウンターアタックのラックからブラインドを突き、春口からパスを受けた水野が40メートルを走りきりトライ。13分にはフロントローの久富、山村、山本(蔵に交替)がパスをつなぎトライを決めている。この3人は2007年のフランスRWCの第一列だ。関東学大は逸材揃いで卒業後の活躍も目覚しい。春口監督は親子揃って大学日本一とは何たる幸せ者か。「いやいや努力が実っただけですよ」と春口監督は笑って言うだろうが……。