平成17年(2005)度 第3回マイクロソフト杯決勝

平成18年(2006)2月5日 秩父宮ラグビー場

東芝府中ブレイブルーパス 33-18 サントリーサンゴリアス●

東芝府中、サントリーに攻め勝ち2連覇

平成17年(2005)度 第3回マイクロソフト杯決勝
2006年2月5日 G:秩父宮ラグビー場 R:岩下眞一 KO 14:00
東芝府中ブレイブルーパス 33 18 サントリーサンゴリアス
1 高橋  寛(帝京大) 28 6 1 長谷川 慎(中大)
2 松尾 大樹(大東大) 5 12 2 山岡  俊(明大)
3 笠井 建志(法大) 3 池谷 陽輔(法大)
4 大野  均(日大) 4 T 0 4 早野 貴大(帝京大)
5 横山 恒雄(関東学大) 4 G 0 5 大久保 尚哉(筑波大)
6 渡邊 泰憲(日体大) 1 PG 2 6 大久保 直弥(法大)
7 中居 智昭(熊本工) 0 DG 0 7 元  申騎(明大)
8 ニコラス・ホルテン(ワイカト大) 8 若松 大志(関東学大)
9 吉田 朋生(東海大) 1 T 2 C9 田中 澄憲(明大)
10 日原 大介(日大) 0 G 1 10 菅藤  心(明大)
11 ナタニエラ・オト(大東大) 0 PG 0 11 小野澤 宏時(中大)
12 スコット・マクラウド(ワイカト大) 0 DG 0 12 ライアン・ニコラス(オタゴ大)
C13 冨岡 鉄平(福工大) 13 ピタ・アラティニ(キングス高)
14 廣瀬 俊朗(慶大) 14 7 14 瓜生 靖治(慶大)
15 松田  努(関東学大) 15 平  浩二(同大)
交代【東】櫻井寿貴(関東学大)③、猪口拓(慶大)②、望月雄太(同大)⑤、ルアタンギ・バツベイ(大東大)⑧、品川英貴(日体大)⑨、シオネ・ケブ(オークランド大)⑫、吉田大樹(同大)⑮ 【サ】川村拓也(日大)①、坂田正彰(法大)②、田原太一(同大)④、ブレント・トンプソン(パーマストンノース高)⑦、森岡功二(専大)⑮、沢木敬介(日大)⑩、浅田朗(摂南大)⑫

 東芝神戸製鋼を38−7、NECを23−10、サントリーを33−18で下してマイクロソフト杯2連覇を成し遂げた。トップリーグでも2連覇を飾り、しのぎを削る列強の中で、一歩抜き出た存在になった。この試合でも、薫田監督の“接点の強化”実現に“痛い練習”を乗り越えてつかんだ自信にゆるぎはなかった。

 開始早々サントリーはニコラスのPGで先制したが、東芝はCTBマクラウドの突進からWTB廣瀬俊朗につないで逆転のトライ(日原ゴール)を決めて猛攻の火蓋を切った。ラック・モールで先手を取り、速いテンポでボールを動かすハイスピードラグビーに、サントリーのディフェンスがついていけなかった。東芝はLO横山恒雄、No8ホルテン、CTBマクラウドと冨岡鉄平がトライを重ね、リードを保ち続けて快勝した。サントリーも奮起して後半No8若松大志、WTB小野澤宏時がトライを返したが及ばなかった。