テストNo.87 フランス遠征1985第6戦

English Français 写真 機関誌
昭和60年(1985)10月26日 ボージョワール
日本代表 0-52 フランス代表
分厚い攻撃阻めず
No.233★87 フランス遠征1985第6戦
1985年10月26日 G:ボージョワール R:C.ノーリング(W) KO 15:30
日本代表052フランス代表
1石山 次郎(釜石)0261フィリップ・マロッコ
2藤田  剛(日新製鋼)026C2フィリップ・ダントラン
C3洞口 孝治(釜石) 3ダニエル・ディプロカ
4林  敏之(神鋼)0T54ティエリー・ピカール
5大八木 淳史(神鋼)0G35ジャン・シャルル・オルソ
6葛西 祥文(サントリー)0PG06ジャック・グラトン
7千田 美智仁(釜石)0DG07エリック・シャン
8土田 雅人(サントリー)8ローラン・ロドリゲス
9小西 義光(サントリー)0T59ピエール・ベルビジェ
10本城 和彦(サントリー)0G310ディディエ・カンベラベロ
11吉野 俊郎(サントリー)0PG011ジャン・バティスト・ラフォン
12松永 敏宏(横河)0DG012エリック・ボンヌバル
13ノフォムリ・タウモエフォラウ(東京三洋)13ドゥニ・シャルベ
14大貫 慎二(サントリー)1914ミシェル・ファブル
15村井 大次郎(丸紅)15ジェローム・ビアンキ
交代【日】小林日出夫(釜石)⑬、向井昭吾(東芝府中)→小林

 日本フランス代表に2試合連続完封負けを喫し改めて実力差を思い知らされた。
「6試合で40得点(7トライ)に対し276点(52トライ)。それも終盤の20分間に奪われたトライがかなり多い。岡団長兼監督は『十年前に戻ったのか……』とぼう然としていたが、最近の日本の試合ぶりならこんな惨敗が続くことはなかったはずだ。ぶざまな大敗続きに地元のミディ・オリンピーク紙やレキップ紙などは『日本を招いたこと自体が間違いだ』と酷評したほど。誤算はウエールズに善戦し、アイルランドを苦しめたFWが、フランスの迫力満点のサイド攻撃に手もなく破られたことだ。ある程度ボールを支配できると踏んでいたセットでも圧倒され、モール、ラックでは完敗。本当の力がついていなかったといえばそれまでだが、FWはウエールズ遠征組がほとんど残っていただけに、ショックな結果だった」(共同)。