テストNo.109 アメリカ・カナダ遠征1991第3戦

平成3年(1991)5月4日 シカゴ

日本代表 15-27 アメリカ代表

1トライに封じられて連敗

No.293★109 アメリカカナダ遠征1991第3戦
1991年5月4日 G:シカゴ R:モリソン(C) KO時間不明
日本代表 15 27 アメリカ代表
1 太田  治(日本電気) 9 15 1 ランス・マンガ
2 藤田  剛(日本IBM) 6 12 2 トニイ・フレイ
3 高橋 一彰(トヨタ) 3 フレッド・パオリ
C4 大八木 淳史(神鋼) 0 T 1 4 ケビン・スウォーズ
5 エケロマ・ルアイウヒ(ニコニコドー) 0 G 1 5 ビル・リバシー
6 梶原 宏之(東芝府中) 3 PG 3 6 トニー・リドネル
7 中島 修二(日本電気) 0 DG 0 7 ロブ・フェアリー
8 シナリ・ラトゥ(三洋電機) C8 ブライアン・ヴィザード
9 堀越 正巳(神鋼) 1 T 3 9 バリー・デイリー
10 青木  忍(リコー) 1 G 0 10 マイク・デジョン
11 吉田 義人(伊勢丹) 0 PG 0 11 クリス・ウィリアムズ
12 元木 由記雄(明大) 0 DG 0 12 ジョー・バーク
13 朽木 英次(トヨタ) 13 マーク・ウィリアムズ
14 増保 輝則(早大) 6 9 14 ケビン・ヒンギス
15 前田 達也(NTT関西) 15 ビル・ヘイワード
交代【ア】M.サウィッキー⑤
得点:T吉田、G前田、PG前田3

日本は立ち上がり1分30秒に初キャップのFB前田が先制PGを決めて3−0とリードしたが、その直後にPGを返され、さらにアメリカSOのデジョンのハイパントから1トライを奪われ、なかなかリズムに乗れない。前田はその後も2PGを決め、9−9まで追いついたが、その後のPGチャンスに『力んでヘッドアップしてしまって……』いずれも失敗。逆に2PGを加えられ、リードされたままで前半を終えた。アメリカは、後半に入ってもFWの勢いが衰えず、ラインアウトから直接2トライを奪うなど、日本にラグビーをやらせない。日本も終了間際に前田→WTB吉田で自陣スクラムからブラインドサイドを攻め、1トライを返しさらに果敢に攻め続けたが、反撃もそこまで。『改めて日本の課題が浮き彫りにされた感じですね。ボールの獲得という面では非常に暗い旅です』と白井強化委員長もガックリ肩を落とした」(ラグマガ、永田洋光特派員)。