テストNo.154 第4回パシフィック・リム選手権第2戦

平成11年(1999)5月8日 秩父宮ラグビー場

日本代表 44-17 トンガ代表

廣瀬のキックでトンガを突き放す

No.374★154 第4回パシフィック・リム選手権第2戦
1999年5月8日 G:秩父宮ラグビー場 R:K.ハンレイ(米) KO 13:00
日本代表 44 17 トンガ代表
1 長谷川 慎(サントリー) 22 5 1 フィフィタ・プケ・ファレタウ
2 坂田 正彰(サントリー) 22 12 2 マイコロ・カイヘア
3 中村 直人(サントリー) 3 テビタ・タマペアウ
4 桜庭 吉彦(釜石) 1 T 1 4 イシ・ファタニ
5 大久保 直弥(サントリー) 1 G 0 5 ファラマニ・マフィ
6 渡邊 泰憲(東芝府中) 5 PG 0 6 マット・テポウ
7 グレッグ・スミス(豊田自動織機) 0 DG 0 7 ソナタネ・コロイ
8 ジェイミー・ジョセフ(サニックス) 8 カティリモニ・トォイプロトゥ
9 グレアム・バショップ(サニックス) 2 T 2 9 シリロ・マーティン
10 廣瀬 佳司(トヨタ) 0 G 1 C10 エリシ・ブニポラ
11 パティリアイ・ツイドラキ(トヨタ) 4 PG 0 11 イシ・タプエルエル
12 元木 由記雄(神鋼) 0 DG 0 12 セミィ・タウペアアフェ
C13 アンドリュー・マコーミック(東芝府中) 13 エトゥ・マヌ
14 大畑 大介(神鋼) 19 26 14 フェピコウ・タタフ
15 立川 剛士(東芝府中) 15 センギリ・トゥイハラマカ
交代【日】平尾剛史(三菱京都)⑮、伊藤剛臣(神鋼)⑦ 【ト】A.ルトゥイ②、F.マホーニ⑧、B.ウーリィ⑩、L.マカ⑬  退場=マヌ
得点:Tツイドラキ、廣瀬、大畑、G廣瀬、PG廣瀬9

 カナダ戦に続き日本トンガにも快勝した。トライ数は3対3だから、ゴールデンブーツ廣瀬が世界新記録となる9PGで27点、それに1T、1G計34点を叩き出したのがいかに大きかったかがわかる。チームプレーが身上のラグビーなので、スポーツ紙の“廣瀬一人で34点”などの見出しにはちょっと抵抗があるが、この試合はまさに廣瀬サマサマといったところだ。前半7分、10分、13分、20分に廣瀬がPGを決める(12−0)。30分ツイドラキが自ら上げたパントを押さえてトライ(ゴール)。41分廣瀬PG、44分トンガがゴール前からサイドを突きトライ(22−5)。後半1分、トンガSOブニボラがトライ、ゴール(22−12)。日本は4分、15分、27分、30分に廣瀬がPG(34−12)。33分日本、相手ボールのラインアウトを取って展開、最後は廣瀬がトライ。40分ゴール前スクラムから⑧→⑨→⑭で大畑がトライ(44−12)。44分トンガ、PKからタプエルエルがトライ(44−17)。