テストNo.162 第5回パシフィック・リム選手権第1戦

平成12年(2000)5月20日 秩父宮ラグビー場

日本代表 22-47 フィジー代表

平均24.9歳、新生ジャパン初戦飾れず

No.382★162 第5回パシフィック・リム選手権第1戦
2000年5月20日 G:秩父宮ラグビー場 R:M.ツイシラ(Sam) KO 13:00
日本代表 22 47 フィジー代表
1 中道 紀和(神鋼) 14 25 1 パウラ・ビュー
2 長谷川 慎(サントリー) 8 22 2 イサイア・ラシラ
3 豊山 昌彦(トヨタ) 3 チョエリ・ヴェイタヤキ
4 大久保 尚哉(サントリー) 1 T 3 4 エモリ・カタラウ
5 カール・トッド(日本IBM) 0 G 2 C5 シモン・ライワルイ
6 菅原 大志(トヨタ) 3 PG 2 6 アリフェレティ・ドヴィヴェラタ
7 渡邉 泰憲(東芝府中) 0 DG 0 7 サイロシ・ナイテンゲ
8 黒川 雅弘(ワールド) 8 イノケ・マレ
9 苑田 右二(神鋼) 1 T 3 9 モセセ・ラウルニ
10 廣瀬 佳司(トヨタ) 0 G 2 10 ニッキー・リトル
C11 増保 輝則(神鋼) 1 PG 1 11 マヌ・ティコ
12 難波 英樹(トヨタ) 0 DG 0 12 シリロ・ララ
13 吉田  明(神鋼) 13 カメリ・ティララティ
14 大畑 大介(神鋼) 10 16 14 サイモニ・ロキニ
15 福岡 幸治(ワールド) 15 チョネ・ワンガ
交代【日】小口耕平(リコー)③、田沼広之(リコー)⑤、小泉和也(神鋼)⑦、大西将太郎(同大)⑫、栗原徹(慶大)⑭ 【フ】A.ナンガヤ⑪、J.ツイカンベ⑥、S.ランベニ⑫、S.バイケイヌク⑨、P.ダム②、B.カンドロ③、L.ツイセセ④
得点:T大畑2、G廣瀬4

 W杯後も平尾監督が指揮を取った。継続的な強化が求められる中で私も留任に賛成であった。だが第5回パシフィック・リム選手権の初戦、強豪フィジーに新メンバー(7名が初キャップ)で新戦術という挑戦は失敗した。前半SO廣瀬が3PGを決め、36分には速い展開から大畑がトライし14−25。後半18分連続攻撃で再び大畑がトライ、8点差まで詰め寄ったが、その後インターセプトなどのミスが出て2トライを追加され22−47で敗れた。「(前略)3年後を考えた若手起用とはいえ、昨年のメンバーから主力が大幅に抜けたこのメンバーでは、雨の中を観戦に訪れたファンも寂しかったのではないか。パシフィック・リム選手権が毎年行われる以上、ベテランと若手を併用して、ベテランの力が落ちた時点で若手に切り替えることも可能なはず。ファンが昨年度優勝チームである“強いジャパン”を見に来ていることを、忘れないでほしい」(スポニチ、砂村光信)。私も前に同じことを述べた。