平成12年(2000)6月10日 アピアパーク
サモアに惨敗
No.385★165 第5回パシフィック・リム選手権大会第4戦 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
2000年6月10日 G:アピアパーク R:T.ハマラ(Tog) KO 14:00 | ||||||
日本代表 | 9 | - | 68 | サモア代表 | ||
1 | 長谷川 慎(サントリー) | 9 | 前 | 30 | 1 | カス・レアナアムラ |
2 | 立川 政則(ワールド) | 0 | 後 | 38 | 2 | トレバー・レオタ |
3 | 豊山 昌彦(トヨタ) | 3 | ポロ・アシ | |||
4 | 大久保 尚哉(サントリー) | 0 | T | 4 | 4 | トム・カーティス |
5 | 田沼 広之(リコー) | 0 | G | 2 | 5 | ラマ・トネ |
6 | 野澤 武史(慶大) | 3 | PG | 2 | C6 | サモ・シティティ |
7 | 小泉 和也(神鋼) | 0 | DG | 0 | 7 | クレイグ・グレンディニング |
8 | 黒川 雅弘(ワールド) | 8 | ザク・ファウナティ | |||
9 | 伊藤 護(東芝府中) | 0 | T | 6 | 9 | ジョー・フィレム |
10 | 大西 将太郎(同大) | 0 | G | 4 | 10 | タナー・ヴィリ |
C11 | 増保 輝則(神鋼) | 0 | PG | 0 | 11 | テリー・ファノルア |
12 | 難波 英樹(トヨタ) | 0 | DG | 0 | 12 | バインガ・トゥイガマラ |
13 | 吉田 明(神鋼) | 13 | トーオ・ヴァエンガ | |||
14 | 織田 己知範(ワールド) | 6 | 反 | 7 | 14 | エルビス・サヴェアリ |
15 | 栗原 徹(慶大) | 15 | トア・サマニア | |||
交代【日】岩間保彦(トヨタ)①、小口耕平(リコー)③、藤井航介(同大)⑦、カール・トッド(日本IBM)⑧、瓜生靖治(慶大)⑬、福岡幸治(ワールド)⑬(瓜生) 【サ】M.レオタ②、N.ンガパク④、M.ルアファエロ③、F.モトゥサガ⑤、D.ティレル⑮、T.フガ⑫、D.ティレル⑨ | ||||||
得点:PG栗原3 |
昨年のパシフィック・リムで、サモアとの死闘を制し逆転勝ちした試合がうそのようだ。日本はサモアのスピードとパワーに圧倒されて10トライを献上、何もさせてもらえずノートライで完敗した。前半3分、CTBトゥイガマラがタックルを跳ね除け、FB栗原を引きずってトライ。日本はあっという間にトライを取られた。日本は速いオープンプレーで勝負しようとするが、サモアの踏み込んだディフェンスに圧倒され連続攻撃に持ち込めない。
それにしてもサモアの猛タックルはすごい。スピードがあり、勢いがあり、当たりが強い。教科書のようなターンオーバーで攻撃権を奪う。後半に入ると日本の動きは極端に悪くなって展開はますます一方的になる。代表チームの誇りを失ったような戦い方に、「W杯のメンバーに戻してくれ」という声が聞こえた。抵抗もなく防戦一方の試合では、パシフィック・リム選手権を続ける意義が問われることになる。